うろうろとする日々

改めての五輪女子バスケットボールドイツ戦感想

スタッツをみて意外だったのはなんと4Qはドイツのフィールドゴールは2本しかきまってませんと。

フリースローを12本全部決めました。

一方の日本はフリースロー4本中1本しか決まってません。

まあこの差がすべてといってもよかったくらいですね。びっくりです。

両方とも足が動かない感じでしたが、そこでファウルが繰り返されてしまったことがここまでフリースローを与えたことになっているのか、、、最後の方はファウルゲームだったのでしょうがないところもありますが、やはりファイルの判定の問題もあったといえばあったといえましょう。

そもそもが、町田選手、宮崎選手というツートップはホーバスHC時代は両方ともPGですからありえない組み合わせ。

この日のスタートはほかは林選手、赤穂選手、高田選手だったということですが、ホーバスHC時代は林選手はSG起用、で宮沢選手がはいっていたわけですよね。宮崎選手と宮沢選手の違いは当然大きい。一気に小さいチームになってます。もちろん走るということだったのかとは思いますが、例えば決勝の米国戦は77本のシュートそのうち31本がスリーという当時と比較して、今回は74本のうち39本がスリーでした。たしかに8本増えてます。ただ全体のシュート数は減っているわけです。しかも今回はスリーの成功が15本ですから、一見これは成功しているように見えます。しかし、やはり、バランスは大切で、スリーに偏れば対策は打ってくる。しかも今回のように、町田選手と宮崎選手を出してしまうとなかなか難しいという感じです。

また、よくわからないのは赤穂選手の位置づけで、今回30分出場であったわけで、もしかすると、これは最初からのプランなのかもしれませんが、それにしても彼女の元気のなさは気になります。2021年の五輪後の彼女の活躍を見ると本当に元気がなくて、やはりケガの後のコンディションの問題なのかとも思います。

ということで、こだわりますが、それであればやはりオコエ選手は入れてほしかったです。スリーポインターへのスクリーンなどは安定感もあるし、自分でスリーもうつ彼女のプレーはやはり貴重であったと思われます。また、吉田選手ももう1回くらいは出てくる場面はあってもよかったはずと思います。やはり彼女が出ている時間は攻撃が明確な目的をみんな分かっていたと思います。そこで少しリズムを取り戻すとよかったのではないでしょうか。町田選手を休めせないといけない場面はあったように思いました。その点テーブスHCのほうがうまく休ませていたようにおもうほど。

やはり山本選手の代わりは林選手であったべきで、星選手がいないことはともかくとして、そうでなければ東藤選手にかけるべきだったのではないかと思いました。

最初からプレッシャーをかけているので4Qにお互い足にきてしまうのはわかるけど、そこで無策すぎたような感じでドイツにお付き合いしたことばどおりの独り相撲で負けてしまったゲームのように感じます。その点ホーバスHCはなんだかんだいっても戦いかたを徹底してたし、それを選手も明確に理解していた、選手起用もはっきり役割をわかっていた、というところがかなり違っているようなに思います。

ベルギー戦は厳しい戦いですが、宮沢選手、本橋選手、赤穂選手の奮起を期待したいものです。

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