うろうろとする日々

朝日新聞の残念なバスケットボール記事

進化した富士通、16年ぶりV バスケット・Wリーグ 15日:朝日新聞デジタル

なんだかわからない記事だ。

この記事はWリーグで移籍が盛んになったことでかつての女王サンフラワーズが今年無冠に終わったという。

そしてそれをサンフラワーズの選手が各チームに散ったからだという。

本当?

例えばアイリスはサンフラワーズ卒業の選手は一人もいない。

それだけでも書いていることが誤っているのはわかりそうなものだ。

また、Wリーグでは例えばかつても太神選手や矢野選手のように移籍した選手はいた。

また、Wリーグの移籍は今や世界も絡んでいて、レッドウエーブはオコエ選手がいないというマイナスを補ったのが今回の優勝だ。そしてそのような世界を目指す選手を後押しするチームに選手が来ているということもあるだろう。その点を全く記事は触れていない。

またサンフラワーズを見ていると、以前の内海HC、トムホーバスHC時代は、9月に国際試合をやったあとは、10月のシーズン当初は少しコンディショニング中心で起用されていたように見えた。そういった配慮が佐藤HC以降見られず、これは選手起用だけのことではなく、会社側からの圧力もあって、それも選手が移籍しだした理由かなと思われるところだ。

ただ小生はサンフラワーズ長岡選手の別のメディアの記事をみて、女子の選手というのは男子とは全く違ったプレッシャー、家族の中の役割期待で生きていて、それとの両立を目指さないといけないのだなあと思い、そういったことも含めて長岡選手を加えたサンフラワーズもまだまだと思っている。

また、記者が観点として書いているのは、サンフラワーズは強いので優秀な選手を独占しているという誤解があることだ。東京五輪の選手を考えてもそんなことはなく、アンテロープス、レッドウエーブ、ヴィッキーズとさまざまなチームから選出されている。むしろ、優勝チームにいなくても、きちんと選考合宿で成果を出せば日本代表にもなれるようなことが徹底されていることが、選手が散らばっている理由ではないだろうか。

とにかく書いていることがとんちんかんで何も調べないで書いている記事という印象で、これはお金をとって読ませる記事なのかを朝日新聞にはよく考えてもらいたい。

今はフリーの記者の方がずっときちんとした記事を書くが、本当に大新聞の記者というのは時々出てくる近藤某をはじめとして堕落しきっている。人間高報酬を得ていると、なんだか自分が偉いと思ってしまうという典型的な例で、そんな人間が大学などで”教授”として若い学生を教えるなどとんでもないと思ってます。

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