こんな記事が目につきました。
【高校バスケ】京都精華が初優勝「日本人より日本人的なやさしい子」ウチェ主将がけん引35得点 - バスケットボール : 日刊スポーツ
コーチのことばであるようです。しかもコーチは校長や理事長も兼ねているひととか。
たまたまみていたBSニュースで今年亡くなったオシムさんのことばとして、代表チームはいろいろな民族があつまるものだ、応援する人もそうでスポーツはいろいろな民族を団結させるものだ、というようなことをいっていたように記憶してます。
高校のバスケットチームはもちろん代表ではないですが、しかし、バスケットボールを通じて日本で学ぶいろいろな民族のひとが協力し合ってチームをつくるところに意味があるのでは。”日本人的な優しい子”ということばには、なにかやはり偏見を感じざるを得ません。こんな発言が教育者から出てそれを新聞がそのまま載せる国ということで、なんともな感じがしました。
本人としては悪気もなさそうですが、だからといって教育者が言っていいわけではないと思います。