うろうろとする日々

NHKFMビバ合唱とか現代の音楽とか

NHKFMにビバ合唱という番組がある。

この番組は今年度放送のタイミングを移動させて日曜日に移動したのでそれをきっかけにメンバーも変えることをこころのなかで願っていた。

前からそういったことは感じていたのだが、どうもビバ合唱は前は土曜日の6時台ということもあって、意識的なリスナーだけを相手にしたような感じがあった。例えばリクエストなども前の担当だった大谷研二氏のファンのようなひとが多かったように思った。それが戸崎文葉氏になってから、しゃべり自体もなにか合唱のサークルのひと相手の講座のようになってしまっていて、とても広い相手にしゃべっているとは思えないような内容が多い。特徴的なのは同じ合唱指揮者の鷹羽氏を”先生”と呼んでしまったりすることで、別に合唱に関係ないリスナーにとっては先生といわれてもねーという気がする。今は医師や教員であっても、放送の中で”先生”と呼ぶことはないのではないだろうか。その程度のことはいまどきの”先生”は弁えているひとが多いのだが、どうもこの戸崎さんというひとは違うらしい。ということで話の内容も自分のところに話を聞きに来るひとに戸崎氏自体が”先生”としてしゃべっているような感じで前の大谷研二氏などとかなりスタンスが違っている。鷹羽氏にはあまりそういったことを感じないのだが、戸崎氏はちょっと変わってほしかったというところだった。

ついでにいうと吹奏楽のひびきも吹奏楽をやる人向けの番組ということを感じることがあるけれども、そこまでのことはない。

現代の音楽は西村氏が亡くなって半年白石美雪氏が担当していたが、こちらも交代はなしのようだ。

1990年代の白石氏はもっと自由な感じでしゃべる人だったと思うのだが、ある時からすごくしゃべりが学者っぽくなってしまって、心の中では川島素晴氏がもっと進出してくれることを願っていた。具体的には第1週と2週は川島氏が担当して、最近のコンサートの紹介を白石氏がやるような感じだ。

川島氏のしゃべりはとくにラジオの方がテレビよりもむいていると思う。世代だろうか。彼のしゃべりは昔の深夜放送などのラジオを思い出させるものがある。

と書いてきて、じゃあラジオのしゃべりは君はどういうひとをいいと思うのかということだが

やはり、多くの人が聞いている。ちょっとたまたま聞いたようなひとも聞き続けるような感じがある。また、ながらぎきのひとも多い、というようなことですかね。テレビとそこは違うでしょう。

パブリックでありながらプライベートだし、番組としてはちゃんとできていないといけないけど、一方ではほかのことをしながら聞く人も多い、という難しさがあるということはわかりつつ、そこにうまくはまっていくように誘導するのがディレクターってやつなんじゃないのかなと思います。

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