わぉ~!又吉直樹君も、一挙に文豪の仲間入りだ~!でも芥川龍之介は35歳、太宰治は38歳、川端康成は、ちょっと遅くて72歳でとみ~んな自殺してるね。35歳の又吉さん、長生きして人生を楽しもうね!文学論争でも起ころうかという貴兄の功績は極めて大きいね。
ふ~ん、太宰治さんがね~。でもこれも人間的で興味をそそるね~。
余録:「けさ、新聞にて、マラソン優勝と、芥川賞と…
毎日新聞 2015年09月08日 00時47分
「けさ、新聞にて、マラソン優勝と、芥川(あくたがわ)賞と、二つの記事、読んで、涙が出ました」。マラソンとは1936年ベルリン五輪での孫基禎(ソン・キジョン)の優勝、芥川賞とは鶴田知也(つるた・ともや)と小田嶽夫(おだ・たけお)が受賞した第3回の同賞で、太宰治(だざい・おさむ)の随筆「創生記」の一節だ
▲太宰はそこで以前に芥川賞選考委員の佐藤春夫(さとう・はるお)から呼び出され、「(賞を)お前ほしいか」といわれたと暴露した。実はこの時すでに新人といえぬ太宰は選考対象外だったが、当人は佐藤の裏切りによる落選と受け取った
▲佐藤は実名小説で太宰の告発を妄想と断じ、逆に「芥川賞は、私に下さいまするやう、伏して懇願申しあげます」という彼の手紙を引用して反撃する。世に言う「芥川賞事件」 で、太宰の芥川賞への執着がこの応酬や川端康成(かわばた・やすなり)との悶着(もんちゃく)を引き起こして世人を驚かせた
▲その佐藤が引用した太宰の書簡がみつかった。「私は、きつと、佳(よ)い作家に成れます」「佐藤さん、私を見殺しにしないで下さい」「いまは、いのちをおまかせ申しあげます」と毛筆で授賞を泣訴(きゅうそ)する書簡は巻紙で長さ4.1メートルにも及んでいたというから仰天(ぎょうてん)である
▲太宰から佐藤への芥川賞懇願の書簡は「賞をもらへば、私は人の情に泣くでせう」の殺し文句と「家のない雀 治 拝」の署名のあるものが有名である。新発見の書簡はその8日前に出されているが、この念の入れようと大げさな物言いは、何とも芝居じみて見える
▲お笑い芸人、又吉直樹(またよし・なおき)さんの受賞で思わぬ注目を浴びる芥川賞である。実人生を作品にした作家の「業(ごう)」の生んだ虚実のあやが、今の若者を文学に誘(いざな)うのならば泉下(せんか)の太宰もまんざらではなかろう。
こういうアピールは必要なんでしょうね。
あげられている方たちはみな自殺ですが
又吉さんにはそんなことのないように・・
でもこの小説を私読んでいないのです。
こちらは暴風雨になってきましたちょっと外へ出るだけで足が濡れるので、買い物へも行かれず待機中です。
太宰治が芥川賞を懇願する手紙は、新聞で読みました。
これこそ人間失格とか言われそうな内容ですが、太宰治に芥川賞あげて欲しかったなぁ。佐藤さんの本意はわかりませんが、私生活が乱れていたからと聞いたことがあります。あの人間臭さが好きですけどね~。
そんな中、太宰治でも取れなかった芥川賞を又吉さんは取ったんですよね。
文才は??
やはり太宰治に一票ですが、今後の活躍に期待したいですね。
太宰の行動にはちょっとびっくりですね。
>こういうアピールは必要なんでしょうね。
太宰の内面はさることながら、こんなことを知って読むのもまた面白いと思います。
たぶん、三島由紀夫(満45歳没)もよく似た死ではないかと想像します。
>こちらは暴風雨になってきました
あらあらひよりさんこそ大変でしたね。
>太宰治に芥川賞あげて欲しかったなぁ。佐藤さんの本意はわかりませんが、私生活が乱れていたからと聞いたことがあります。
なるほど。
しかし、売れるためには賞を誰しも取りたかったのでしょうか。
今日の文藝春秋の広告には羽田圭介氏の
「これからは芥川賞を意識せずに書ける」というのがありましたね!
>やはり太宰治に一票ですが、今後の活躍に期待したいですね。
私は太宰に十票!(笑)
又吉氏にはもっと分かり易いフィクションを期待したいです。