小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

追悼・動画/NG プロ野球開幕戦_サヨナラ暴投負け 小林繁氏

2010年01月18日 | スポーツ
 
 動画/NG プロ野球開幕戦_サヨナラ暴投負け 小林繁



近事片々:無重力
 対検察宣戦の小沢さんに「どうぞ戦ってください」とは「幹事長続投を認めた意」と釈明の首相。無重力の宇宙船から地球の争いをながめているような不可解なことを時々おっしゃる。

    ◇    ◇

 続投、交代の判断ミスで試合を失う教訓、野球にも政界にも山ほど。計算ミスだ、記載ミスだ、だけでは民心は冷める一方。投げる球なしか、無重力のような民主党内。革命だと意気込んだあの熱い意気はどこへ。

    ◇    ◇

 協約が無重力になった奇怪な「空白の一日」騒動で巨人から出された小林繁さんの言葉、しなるような入魂の一球だった。「同情は買いたくない。力いっぱい阪神のために頑張る」

 その通りの結果を出した。

  毎日新聞 2010年1月18日 12時42分


 阪神に移った小林繁さんは勝ち星もあげた。みんな夢中でテレビで応援していた。こんなダンディな男は最近見なくなったな。小林繁さん、どうぞ安らかにお眠りください。

【天声人語】2010年1月19日(火)asahi.com
植木等さんは、映画で演じる無責任男と、きまじめな自分との落差に悩んだという。「僕の場合、何を演じているかというと、結局、植木等なんです」。そんな独白が残る。有名人であるほど、ひとたび固まったイメージは崩れにくい▼57歳で急死した野球人、小林繁さんは「悲運」の形容で語られることが多かった。江川卓投手を巡る「空白の一日」騒動の巻き添えで、巨人から阪神に出された。以後、江川さんには敵役、小林さんには悲運の影がついて回ることになる▼実力の世界で、妙な虚像は迷惑だったかもしれない。小林さんは移籍の年に22勝をあげ、中でも巨人戦は8勝負けなし。シーズン終了後、文芸春秋誌に語っている。「ぼくを支えたものは、巨人には絶対優勝させないぞという意地でした」▼地力があっての話だが、逆境をバネにする生き方というものを教えてくれた。帽子を飛ばし、気迫、執念、反骨が現実の力に転じるさまは、それぞれに闘う多くの人を勇気づけたものだ▼七つの球種を際どいコースに放り込んだ。ストライクゾーンを48のマス目に分け、外側のマスを狙って投げたという。ボール一個分は無理でも、ミット半分のコントロールを自らに課していた▼自身は「意地っ張りで見えっ張り」、阪神の先輩江本孟紀さんは「投手らしい最高のナルシスト」と評した。格好はどうでもいいから、球場でもっと見たかった。何も悲運のイメージを早世で完結させることはない。どのマスを狙ったのか知らないが、運命の神様のノーコンぶりに涙が出る。

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4 コメント

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Unknown (bachama)
2010-01-19 07:27:00
お若いですね

なにか 歌手の森真一?さんに似てます。

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コメント有難うございます (小父さん)
2010-01-19 13:54:24
ba-chamaさん

 本当に若すぎますね。私より上かと思っていました。

 森進一氏ですか?どこか似ている気もしますが、私は小林繁氏の方がすきです。

 もっともっと野球界で活躍してほしかったものです。
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こんばんわ (wood)
2010-01-19 19:15:28
報道で言ってましたが、小林氏が朝8時過ぎ頃に背中が痛いって奥さんに揉んでもらったそうです。
その後10時過ぎに亡くなってたようです
恐いですね!

私も先日から肩甲骨の横が痛かったのですが、私の場合はゴルフ練習の影響のようです。
今もかなり痛いです
ゴルフ練習で何度も痛めた経験がある同じ所なのでそうだと思います。
今日は右肩付近まで痛くなり歳には勝てません
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コメント有難うございます (小父さん)
2010-01-19 21:18:53
woodさん

 そうなんですか?このような若さで突然死ってあるんですね。

 私の父が79歳で突然死した時、医者は「年寄りには時々こんなことがある」と言っていましたが、まさにそんな感じですね。残された者はたまらないですね。

 woodさんも1年に一度くらい人間ドッグに入られることをおすすめします。
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