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父・尾崎豊を見つめて 裕哉 26歳の旅立ち

2016年09月05日 13時08分13秒 | ハチパパのひとり言

1992年(平成4年)に亡くなった尾崎豊の一人息子である尾崎裕哉のドキュメンタリー番組、「父・尾崎豊を見つめて 裕哉 26歳の旅立ち」が、4日夜遅くNHK BSプレミアムで放送された。録画しておいたので、今日になってじっくり見る。

尾崎豊が亡くなったのが26歳。そのとき裕哉は2歳だった。父と同じ音楽の道を本格的に目指し始めた彼を、昨年7月からメジャーデビューまでの1年、NHKが追いかけて仕上げたもので、なかなか見ごたえのあるドキュメンタリーだった。

尾崎豊の息子が自分の父親を探る旅に出て、自分らしさを見つめ直す裕哉の姿にも密着。「尾崎豊の息子」ではなく「尾崎裕哉」になるために苦悩、葛藤を続ける彼の1年間を記録している。

俳優、歌手などの二世がたくさん出ているご時世、一所懸命活動している人が多いが、中にはつい先日、強姦などという破廉恥な事件を起こしたとされ、世間の非難を浴びた者もいる。

尾崎裕哉のように、急逝した父親の顔も知らずに成長して、父親を知ろう、父親を超えたい、育ててくれた母親への感謝を胸に頑張っている二世もいる。

二世と言えばいつも思い出すのが50年ほど前、東京自由が丘の銀行支店にいた頃、担当していた有名俳優夫婦がいて、集金時に赤ちゃんを抱いていた。その赤ちゃんが今では有名な二世俳優。何となく嬉しい。

二世は親の七光りなどと揶揄されることも少なくないが、尾崎裕哉のように自問自答しながら、自らの道を突き進んでほしいと思う。



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