ハチの家文学館

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ハチのいないお彼岸

2014年09月20日 17時40分43秒 | ハチパパのひとり言

  

朝7時30分、いつもはハチの準備で荷物も多いのに、私たちのカンタンな荷物だけで自宅を出発、カミサンの運転で東名厚木ICに向かう。

中井PAで運転を代わる。いつもならここでハチのトイレタイムの散歩となるが、ハチのいない寂しさをここでも実感。売店でお供えのおまんじゅうを購入。

御殿場ICで下りてすぐの、いつもの花屋さんで仏花を買い求める。国道138号線を富士山方向に向かって走り、246号線を横切って少し先の県道を右折、いつもの近道を富士霊園に直行となるが、黄金色のコシヒカリが富士山とマッチしていて写真を撮りたくなった。

田圃の畔には赤のヒガンバナが勢いよく咲き始め、富士山とコシヒカリとヒガンバナを一緒に撮れた写真もある。そのあたりを更に奥に行くと、ハチとよく遊んだコスモスとヒガンバナがきれいな場所がある。そこへ行こうかためらったが、ハチのいない風景はつまらないとばかり先を急ぐことにした。

霊園には常にお花などを植栽してもらっているが、今日はどこの区画もすばらしく大きな花で彩られ、すごくきれいで気持ちよかった。亡き妻のお墓に向かって、「ハチが行ったら可愛がってね」と呟いた。

双々亭という茅葺の建物の中で、富士霊園設立50周年記念回顧展が開催されていて、霊園に眠られている小説家や政治家、俳優などの有名人がパネルで紹介されていた。ここをギャラリーとして使用したのは初めてらしいが、このままの設備が残されるのであれば、私の仏像写真を展示させてもらえたらと咄嗟に思った。

帰りはいつものコースで忍野村の田園や忍野八海に立ち寄り、御殿場温泉会館でひと風呂浴びてきた。早めの帰宅がよかったのか、東名高速も渋滞なしで久しぶりの長距離運転を無事に済ませることができた。



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