京都 愛宕(おたぎ)念仏寺 羅漢石仏群約1200体
27年ほど前、再婚を機に10年日記を買ったがすぐに挫折、飽きっぽい性格丸出しの自分には、日記を書くのはムリなことと自覚している。だから今更日記帳を買って書こうとは全く思わないが、詩とかエッセイ風なことを、大学ノートの端はしに書き綴ったことがある。
わが人生のほんの少しを記録した1965年以降の手帳が、一部欠落しているものの残っているので、当時の生活状況を辿る追憶の礎にはなっている。しかし、これらの手帳は感情を書き綴ったものではないので、日記と言えるものではない。
ブログ「ハチの家文学館」を始めて4573日、12年と6ケ月になる。もともとは文章修行と柴犬ハチのひとり言を主体に書き綴ってきたものであるが、日記の代用になっているものも少なくはない。そして自分のことだけに留め、家族、知人友人その他の人に迷惑を掛けないように注意して書いている。
自分だけに或いは家族だけに留めておきたいこと、仕事や奉仕活動などを通して知った出来事、男と女の話等々、75年も生きていれば特筆すべきことはたくさんある。一個人の歴史なんぞ一般には興味のないことであるが、家族には知っておいてほしいこともある。
いつどうなるか分からない年齢になって、ブログとは別に、若くして妻を亡くしたときのこと、両親のこと、再婚してからの夫として、また父親としての気持ち、銀行員としての生涯、家族問題や少年事件に関わる仕事をしてきた姿勢など、一冊のノートに書き記しておこうと思う。そのためには素直な言葉で、家族に感じてもらえる綴りにしたい。
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