ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

書棚の本

2020年05月08日 13時40分03秒 | ハチパパのひとり言

この頃、書棚の本を処分したらとカミサンに言われる。言われるまでもなく、過去二度ばかり本と雑誌の断捨離をしたのだが・・・。

一度目は一番の趣味であるカメラの月刊誌で、20代後半からためこんだ「アサヒカメラ」「日本カメラ」など200冊ぐらいあった。写真誌は活字の本と違って重く、束ねて町の子供会の古紙回収に出すのが大変だった。

二度目は仕事関係の本。銀行にいた関係から、預金信託・融資・不動産・外国為替・年金などの銀行業務にかかるものや、金融法務、会計法務、手形小切手法務など、勉強のため買った本がたくさんあった。これらもカメラ本の時と同じく、子供会の古紙回収に未練もなく出した。今では仕事関係の本は、書棚にほんの少し残っているぐらいである。

55歳で銀行を定年退職、5年間関係会社で銀行の仕事をしたあと、2年間カミサンと柴犬ハチと一緒に全国を車中泊しながら旅をした。その後3年間東京晴海のトリトンにある元いた銀行の年金信託部で3年間勤務、65歳からは家庭裁判所の家事調停委員として6年間、離婚・親子関係の家族問題、相続による遺産分割の調停をしてきた。以降、非行少年の更生支援ボランティアを続けているぐらいで仕事らしいことはしていない。

一階のリビングにはまだまだ1000冊ぐらいの本が3つの書棚に2列になって残っている。その整理処分をカミサンから言われるのであるが、時々古い本を捲ってみたくなることがあるので、当分は今のままにしておこうと思う。いざという時は息子たちが要らない本は廃棄していいと言ってある。

人間いつかは死ぬと分かっていても、生きた証のモノを何でもかんでも失くしてしまうのは寂しい気もする。生きてる間はそのまま置いといてもいいではないか・・・。

 



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本大好き (おかん)
2020-05-08 20:24:04
はちパパの気持ち、はちママの気持ち、両方共感します。
実家の父は、「二階の本で家がつぶれる」と母に言われ続けましたっけ。
今は母がその本を楽しんでいます(笑)
返信する
ありがとう (ハチパパ)
2020-05-08 21:02:26
おかんさんへ

紙の本はいいものです。そろそろ手作り本の製作にとりかかろうと思っています。
返信する

コメントを投稿