鎌倉 光明寺 如意輪観音菩薩
鎌倉の写真家原田寛さんの写真展を見たくて、鎌倉駅近くの鎌倉生涯学習センターのギャラリーに行く。時間は午後3時半ごろで、原田さんの門下生の写真もたくさん展示されていた。
原田さんの写真を見ていて、土門拳さんの作風を思い出す。鎌倉の寺社風景を撮るのにも、切り取り方がうまい。さすがはプロの写真家だけある。鎌倉日記を書きつつ、鎌倉の仏像や風景などをカメラに収めているが、もっと大胆に切り取って撮影してみようと思う。
写真展には珍しく、撮影・公開可とあちこちに書いてあったが、意図はともかく原田さんの写真の構図が気に入ったので、参考にと数枚撮らせてもらった。
駅前に戻り7番バス乗場に急ぐ。京急バス小坪行きに乗ってから、光明寺の閉門時間が気になりだした。冬場は4時閉門が多い。光明寺バス停で下りて徒歩2分、案の定山門は閉まっていた。せっかくなので諦めずに本堂へ足を運んだら、まだ開いていたので若いお坊さんに断って拝観させていただいた。
いつもなら般若心経とご真言を唱えさせていただき、庭を眺めながらゆっくりするのだがその時間もなく、大好きな如意輪観音さんの写真など数枚撮影させてもらって失礼した。
冬の光明寺は、モノトーンのわびさびとした風景に溶け込んで、桜の季節がやって来るのをじっと待っているようであった。29/3/3
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