ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

犬との別れの悲しみ

2020年10月28日 10時28分30秒 | ハチパパのひとり言

人間と犬との関わりの歴史は驚くほど古く、人間がオオカミの飼育を始め、家畜化していった過程でオオカミが犬へと進化したという説もある。人間の住居跡や洞窟の中から犬の骨が見つかったり、犬が人間と共に墓に埋葬されているのが見つかっている。

犬は人間という相棒を得たことで、人間と一緒に過ごすことで外敵から身を守ったり、エサをもらうことができるということで、両者はお互いに共生関係となっていった。以来、犬は古くから人間の生活においてかけがえのない存在として生きてきている。

先日、親しくしている家のマリちゃんが亡くなった。ハチの親友である。16年もの間家族同様に育てられたマリちゃん、無事葬儀も終えてお骨で帰ってきた。犬は言葉をしゃべれないが、犬の悲しみは人間家族の悲しみでもある。ハチが亡くなった当時のことを思い出す。

ハチの介護日記を取り出して、亡くなった当日のページを読んでみた。

26/9/8 あさ6:40

こうしてハチを膝の上に抱いていると、これまでと違ってハチの肌の温もりが、私のももの筋肉にぬくぬくと伝わってくることが今更のように気付く。(中略)
ごはんの量もここ2~3日今までよりもぐっと減って昨日はひと口食べただけ、ハチの体中をさするようにしていると、痩せたなぁとあらためて思う。(中略)
ハチの生命の限界が近い。これからは少しの時間でもハチと一緒に居ようと思う。ハチの体の温もりを少しでも長くこの手の中に残しておきたい。「ハチ! がんばれ」。

7:35   大量のおしっこ うんち小1個 舌白くなる 動かず

   ハチ 死す!!     悲しい!!

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿