左手の手袋行方知れぬまま
ブラウンのやわらかさ持つ手袋よ
思い出の手袋しまい春を待つ
手袋の先に想いを巡らせて
手袋の指はちきれん吊皮に
手を離れ置き忘れたか手袋よ
1年半ほど前に、句会に入って本格的に俳句のことを勉強し始めた。ハチの家文学館の初期の俳句は無季語が多く、五七五の体裁だけ整えたに過ぎない。その後歳時記を買ったり、テレビの俳句番組をよく見るようになり、句会の批評会で刺激を受けて、少しは進歩したかもしれない。
来月3日の句会の兼題が「手袋」ということで、思いつくままに詠ってみたが、相変わらず「凡人」または「才能なし」の域を出ない。
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