今日はハチの祥月命日です。亡くなってから6年、ハチは自宅に近い真言宗のお寺に眠っています。夫婦でお墓参りに行ってきました。
久しぶりに、平成26年4月1日から書き始めた「ハチの介護日記」を読み返してみました。
命日の日のノートには、9月8日 朝7時35分 ハチ死す!! 悲しい!! と大きな文字が・・・。
介護日記は、ハチとハチママ、ハチパパとの5ケ月間の、時間刻みの介護記録で埋まっていました。A4ノートに一日1ページ、よくも几帳面に書いたものだと、今更ながら感心しています。
亡くなった当日の様子が蘇ります。ブログにも書いた記事の一部を再現してみたいと思います。ハチと過ごした16年の歳月は、幸せの日々としていつまでも記憶に残ります。
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今朝7時35分ごろハチの容体が急変、我が家の三男ハチは、ハチパパとハチママに看取られて、16年と2ヶ月のいのちを閉じました。とても安らかな最期でした。
昨日、病院の先生からは、「そろそろ限界にきているかも」「今夜は家で様子をみてください」と言われ、いま思えば死期が近づいたハチのことを予見していたのかもしれません。
私たち夫婦は、もしも入院を勧められたとしても家で見てあげたいと思っていましたから、連れ帰ってよかったとつくづく思っています。もしも病院に預けていて死に目に会えなかったらものすごく後悔することになったでしょう。
介護を始めて間もなく1年になります。特にこの半年は寝たきりのハチの介護で、私たち夫婦も寝不足気味でしたが、まさかこんな風に突然亡くなるなんて思ってもいませんでした。昨夜はカミサンが2時ごろまで起きてハチのそばにいましたが、声を上げるでもなくおとなしくしていたようです。
まだまだこれから介護は続くと覚悟していましたが、そんな私たちを気遣って急に逝ってしまったのかもしれません。しかも、ハチパパの仕事がない今日明日を選んだこともハチなりの思いやりだったかもしれません。
息子や郷里の親戚にも訃報として伝え、孫たちも電話の向こうで涙声でハチのことを悲しみ、落胆するハチパパとハチママの体のことも心配してくれました。
親しくしていただいたワンちゃん仲間のお母さんや、Tさんたちがハチに会いたいとお見えになり、時間のたつのも忘れてハチとの昔話で持ちきりでした。「ハチ!天国で友達がみんな待ってるよ」
皆さん本当にお世話になりました。
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