ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

とと姉ちゃん

2016年04月04日 10時14分20秒 | ハチパパのひとり言

静岡県西部の遠州地方は、綿花の栽培が盛んな場所だったことから、布の加工技術や染色技術が発展。とても大きな物干し台で布を干します。(NHKオンライン)

 

「あさが来た」が終わって、今日から始まったNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」を観てビツクリポン!

舞台はナント私の郷里浜松ではないか。昭和初期の静岡県西部遠州地方は、楽器、オートバイと並んで繊維産業が盛んだった。

ヒロインの父親は、染色会社に勤めるサラリーマン。私の父も終戦直後から浜松で染色工場を立ち上げ、最盛期は中学出たての若者数人が住み込みで働いていた。今でもその当時の人たちとのことを思い出すことがある。

繊維産業といっても我が家の場合は、細巾といって着物の生地になる繊維の染色工場で、家族も従業員も寝食を共にした零細企業である。私も小学校のときに、織元からリヤカーに木綿や絹の大束を目いっぱい積み込んで、自転車に跨いで家まで運んだ。

このとき鍛えた足腰のおかげで、小学校6年生のときの第1回角力(相撲)大会五人抜きで優勝した。このときもらったのは優勝旗と大きな冬瓜1個だったが、優勝旗は60年後の今でも箪笥にしまってある。ちなみに、第2回の優勝は5年前急逝した弟だった。

「あさが来た」が終わって「あさロス」の感がしていたが、「とと姉ちゃん」の始めの舞台が郷里浜松と知って毎日が楽しみになった。来年の大河ドラマも浜松が舞台の「おんな城主直虎」。浜松は新幹線の通過駅に過ぎないと言われる方も多いと思うが、一度途中下車してゆっくり立ち寄って欲しいと思う。

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿