ハチの介護日記・・・過保護のつけ?

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この姿勢になると泣き止むハチ

このところハチのバッタンバッタンがひどくなった。ウエッウエッと左回りに回転、前足で走る格好をして、頭を床に打ち付けるかのような激しい行動も少なくない。

ご飯もあげた、お水もあげた、オムツも替えた。なのにバッタンバッタンと声をあげながらのたうちまわると、どこか痛いのかと思ったりするが、写真のような格好で抱いてあげると泣き止むのである。

こんなことを毎日深夜繰り返していると、当然寝不足になって腕が痛くなる。この先いつまでこんなことが続くのかわからないが、介護の辛さはこれからが本番。人間とて同じことかもしれないと思うと、怯んでなんかいられない。老老介護の予告編である。

ある日、ハチの耳元で囁いてみた。「ハチお願いだからおとなしく寝てね」「ハチお父さんお母さんはハチが静かにしてくれないと寝られないよ、ハチはいい子だよね」。そうしたらホント静かに寝てくれました。ハチは甘えん坊の確信犯かもしれない。

可哀想と思っても、このままでは親の私たちが参ってしまう。共倒れにならないよう少し突き放した方がハチのためかもしれない。