季語のない句は俳句じゃないと顔見知りの俳句の先生が言っていた。
私の俳句は所謂「無季語俳句」である。俳句なのか川柳なのかわからぬ作品も多い。だからカテゴリーも「俳句・川柳」としてごちゃ混ぜにしている。
句会に誘われたこともあったが、写真をライフワークにしているので、あれもこれもは無理と断っている。近頃盛んになってきた「フォト俳句」と言うのにも興味はあるが、ハチの家文学館の写真付俳句・川柳で、同じようなことをしているので、殊更「フォト俳句」に傾倒するつもりもない。
また、俳句・川柳の本も持っているが、あまり読み込むと言葉のコピーをしてしまうようで避けている。だから私の俳句は自己流で、季語も少なく、形式に囚われない自由詩に似ている。習作集もハチ俳句も仏の俳句も、それぞれの気持になって五七五に凝縮しているのである。字余りも多いが、わずか十七文字に託す言葉の芸術は奥が深い。
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