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おかあさんーたぬき屋の人々

2019年11月02日 15時00分54秒 | ハチパパのひとり言

録画しておいたBS12放送の「おかあさんーたぬき屋の人々」第3話をみる。

出演者は森光子、いかりや長介、竹下景子、小泉今日子、小林薫、渡辺えり子、イッセー尾形、岡本麗、野村昭子、ベンガル、左とん平など、懐かしい面々のホームドラマ。

演出は「時間ですよ」で森光子と組んだ巨匠久世光彦氏。富士山をのぞむ静岡の古い小さな旅館「たぬき屋」を舞台に描く家族の物語で、夫に先立たれながらも女手ひとつで旅館を切り盛りする女将を森光子が演じる。

いかりや長介は女将の前夫で、その前夫との間に出来た同居の娘を竹下景子が演じる。そして再婚した「たぬき屋」の亡夫との間にできた高校生の娘に扮する小泉今日子らとともに、「おかあさんーたぬき屋の人々」のドラマが繰り広げられる。

第3話は別れた前夫が突然旅館に現れ、騒動となることから始まるが、涙あり笑いありの家族劇で、見ていて面白くもあり涙ありの古き良き時代を彷彿とさせられるドラマだった。喜怒哀楽に長けた家族の物語に、作り話でも感動してしまう私はいつの間にか目に涙を浮かべていた。

「家族」という社会構成の最小単位で繰り広げられるドラマは、多種多様ではあるけれど、様々な実体験は勿論のこと、ドラマの上での疑似体験でも感動することはたくさんある。人間いろんな場面に出くわして心が折れそうになった時、そういう体験を活かして強く生きられることもある。

 

 



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