今年で33年になる行きつけの小料理屋「梓」で、新年恒例の樽酒をマスでいただく。趣味の教室の帰りで夕方5時半ともなると空いている席はなかったが、女将の機転で顔馴染みのお客さんグループに相席させてもらった。
一人で来ることの多い店であるが、ここで知り合った人はたくさんいる。それぞれ違った職業を持ち、様々な人生体験をした、幅広い年齢層の人たちと語り合えるのがいい。今日も相席の同年代の人たちとすぐ打ち解けて楽しかった。
昔からの顔馴染みの中には、病気や怪我で亡くなった人も少なからずいる。70代、80代ともなれば至極当然のことで、自分もいつまで通えるか分からない。
長年通うのは、和服の似合う女将さんの顔を見るのが楽しみの一つであり、美味しいお刺身を肴に、お気に入りの冷酒「〆張鶴」を2本飲んで帰るのがちょうどいい。久しぶりのシマアジはとくに美味しかった。
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