ハチの家文学館

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啓蟄

2016年03月05日 16時04分25秒 | ハチパパのひとり言

今年はうるう年で今日が啓蟄。

啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ穴から出てくる頃をいう。庭のご飯めがけて毎日来ていたヒヨドリがあまり来なくなった。啓蟄であちこちの田畑や川べりに虫が出てきたのかもしれない。

温かい陽ざしの中で、今日は一日庭仕事。鉢物の植え替えなどをしていたら、ミミズが這い出してきた。啓蟄を目の当たりにした思いである。

彼岸まではまだまだ寒い日もあろうが、日差しも徐々に暖かくなってきて、八百屋の店先にも山菜が並び始める。旬の食材で春の訪れを味わいたいものだ。

プランターで冬越ししたパセリやイタリアンパセリを摘み取り、生野菜などに入れてもらうことにした。セリも寒さに負けず綺麗な色をしている。次は天ぷらが楽しみである。

 

啓蟄の日を目の当たり虫を追い

鉢底の土を撥ね退け虫が跳ぶ

啓蟄の虫を啄ばむ雀ペア

 

 



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