ボクが少年時代だった頃
もう60数年も前のことだ
覚えているのは
小学校1年生のとき
クラス対抗のケンカで廊下に鼻血を出したこと
5年生の終業式のあと
担任のY先生がボクの詩を表紙裏に印刷したノートを
クラス全員に配ってくれたこと
野球少年だったこと
学級委員と生活補導部長をやったのに
態度が悪いと担任のN先生に叱られたこと
卒業式の後の謝恩会で
同級生のM君とアコーデオン演奏したこと
その他いろいろ思い出がたくさんある
もう60数年も前のことなのに
なぜか時々思い出す
あの頃ボクは暗かった
両親の仲が悪くて
母親が家にいなかった
寂しい思いをしていた頃だった
なのにその少年は自分の子供に
寂しい思いをさせてしまった
産みの親がガンで死んだから
二人の息子は母親を知らない
20年もの間
二人の息子は母親の愛を知らずに育った
父親としてすまないことをしたと思う
でも その息子たちは
一生懸命家族のために生きている
すばらしい人生を歩んでいる
そういう家族を誇らしげに思う
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