本格的な冬到来となりました。
エアコンやストーブ無しでは過ごせないこの季節。寒さはつらいだけでなく、体にも悪影響を及ぼします。
住宅の断熱性能と入浴事故の関わりが「YKKの窓通信」に掲載されていましたので、ぜひご参考ください。
自宅のお風呂における溺死は、病死扱いの方も含めると年間19,000人と、交通事故死の3倍にもなります。亡くなった方は65歳以上の高齢者に集中しています。
入浴事故の原因としては、2つの説があります。おそらく、この両方がからんで死亡につながっているだと思われます。
一つが、「体温上昇説」。高齢者は熱さの感覚が鈍り体温上昇に気づかず、体力が落ち判断力も鈍って湯船から出られなくなるという説です。
もう一つが「血圧急変動説」。急激な温度変化により心拍数や血圧が上昇して血管が切れる、また、湯船につかり心拍数や血圧が急低下し気を失って溺れるのではないかということです。
住宅の断熱性能の違いで、入浴前後の心拍数の変化をみると、室温が18度程度のリビングから14度程度の脱衣所へ行くと心拍数は2割増、服を脱ぎ寒い洗い場ではさらに2割増と、合計4割上昇します。
また、寒い環境では血管が収縮して血圧が上昇、逆に湯船につかると血管が拡張し血圧が急低下します。
一方で、高い断熱性能を持つモデル住宅ではリビングも脱衣所も室温は21度程度であり、服を脱いでも心拍数は2割増で、血圧上昇もそれほどではありません。心臓への負担は明らかに軽減されます。
入浴習慣や実験、過去に救急搬送された方の症例データなどを分析したところ、高齢者が42度のお湯に10分つかると体温は38度まで上がり、20分で39度、30分で40度を超える場合があります。そして体温39度で搬送されてきた人は0.5%が亡くなり、2%が入院を余儀なくされています。
無断熱住宅に住む人の平均的な入浴時間は、42度前後のお湯に12~13分で、この場合の体温上昇は38.3度、入院リスクは0.9%です。
一方、平成11年度基準を満たす住宅で浴室暖房がある方の入浴時間は41度前後のお湯に10分程度で、体温上昇は37.8度であり、入院リスクは0.5%まで下がります。
つまり住宅の断熱化が、入浴時の入院リスクを半減させることに貢献できるといえます。
*YKK窓通信 伊香賀俊治(慶應義塾大学教授・理工学部システムデザイン工学科)
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