窓のお悩み、機能性、コスト。窓断熱にもいろいろあります。

　スペーシア・クリアＦＩＴ・プラマードＵ（内窓）の３種類の窓製品をご採用いただいた甲府市にお住いのＭ様。　　


　　　　　　　


　寒さ対策にダイニングとリビングには内窓を設置しました。１．５間の掃出しでしたので、開閉時の負担を考え５ミリの１枚ガラスにしましたが、その他の１間の掃出しや窓はすべて断熱性能重視のペアガラスお勧めしました。
１．５間の掃出しは重量を考えた場合、１枚当たりの面積が狭くなる４枚建てまたは２枚建てでも中桟を入れ上下で２分割にして３ミリ硝子を入れることがあります。しかし、景観を重視する場合は既存のサッシに合わせて２枚建てを選ぶということになります。
使いやすさ、性能、見た目。いろんなパターンのメリット・デメリットをお客様に伝えることも私どもの重要な役目。
（＊掃出し＝テラスタイプの大きさのサッシ。人が出入りできる高さがあるもの。）


　以前掃出しに木製の障子が入っているところに内窓を取り付けたことがありました。取り付けた後、さぞかしお客様に喜んでいただけただろうと期待していましたが…
その掃出しは奥様がお洗濯を干すために１日に何回も出入りする場所で、内窓の凹凸のあるレールとサッシのレール合わせて２０センチをまたいで出入りしなくてはならなくなってしまったのです。この苦い経験から、掃出しの内窓をご希望される場合このデメリットをお伝えし、出入りの少ない場所であることを確認してからお勧めするようにしています。

　今回のＭ様邸では木製障子のある掃出しは内窓ではなくクリアＦＩＴ（断熱性能は６ミリ空気層のLowＥペアガラス並み）へのガラス交換、また木製障子のない掃出しはスペーシアへの交換とコストと性能のバランスを考え製品を選びました。


　また今回の工事では居室部分のすべてを断熱化したため、所得税の「投資型減税」が適応でき、居室に使われた工事代金の１０％程度が確定申告で戻ってくるというお得な制度を利用しました。エコポイントはすでに終了してしまいましたが、今年の１２月３１日まではこの制度が利用できます。（地域・製品により適応できない場合があります。）詳しくはお問い合わせください。



　本格的な寒さはこれからです。
ずっと住み続けてきた大切な住まいを、たった１日でエコ住宅に変身できる。ガラス交換や内窓設置は快適とエコを両立できる最も手軽な方法なのです。