先日、昨年の12月に内窓設置及び真空硝子スペーシアSTⅡの交換工事 をされた村井様邸(甲府市)におじゃましてきました。冬の寒さ対策だけでなく、今年の猛暑にもこの断熱窓が大活躍しているとのお電話をいただき、さっそく お話を聞きに久しぶりに村井様邸に向かいました。
村井様ご夫妻
ご訪問したのは午後3時すぎ、外は大変な暑さでしたでしたが全ての窓を内窓と真空硝子にされた村井様邸 は暑さをほとんど感じることなく、とても心地よい空間となっていました。
昨年の夏まではリビング南面の1・5軒の掃き出し2窓が1枚ガラスだったため、どんなにエアコンの設定を低くしても直射日光の強い日差しによる暑さを防ぐことは難しく、また玄関では吹き抜け上部から暑さがじりじりと室内に入り込んでいたそうです。 冬になると今度は暑さの代りに冷気がリビング南面や玄関吹き抜けから 入るため、1年を通して冷暖房をフルに使っても心地よさを感じられない室内環境だったとうかがっています。
ところがリビングに内窓を採用してからエアコンの効きが大変良くなり、また窓の近くで感じていた暑さが全く気にならないほどになり、これほどまで効果があるとは思わなかったと驚かれました。(内窓に遮光カーテンを引いた状態でお使いいただいていました。)
リビング南面(1.5間×2窓)にメルツェン内窓をご採用
実は村井様は数年前から真空硝子スペーシアにご興味を持たれ、弊社にお問い合わせをしてくださっていました。今回、エコポイントや減税制度も併用してお使いいただける機会でしたので昨年12月に満を持しての全ての窓の施工となりました。(4人の職人さんで1日で施工完了)
玄関の吹き抜けでは下駄箱を移動して足場を組んでの施工でしたが、ベテランの職人さんたちが手際よく1枚ガラスを真空硝子スペーシアSTⅡに交換し、また、木製の玄関ドアのランマと袖の硝子も真空硝子に交換。これで玄関周りにおいてもすべてを断熱化することができました。*例年、玄関も非常に蒸し暑い場所だったそうですが、おじゃました日はほとんど暑さを感じませんでした。
また、冬になると玄関から入ってくる冷気は廊下を通るためにお部屋から出た時の温度差が非常に大きく、結果体への負担となるので玄関周りの断熱化は実は歳を重ねるごとに重要になってくるのです。
ランマと袖に真空硝子スペーシアを採用した玄関 玄関吹き抜けにも真空硝子スペーシアを採用(夏はブラインドも併用)
ちょうど施工日のころは奥様が退院されたばかりで1日中2階の寝室にいらっしゃることが多かったのですが、この寝室にはリビングと同様ペア硝子入りの内窓をご採用いただきましたので、寒さを感じないことがお体に負担をかけず順調な回復にも良い影響があったのではないかと思っています。
今回村井様邸にご訪問させていただいて、窓の断熱化がお客さまにとっての快適性につながり、また病気になりにくい室内空間を作り上げることにもなり、改めて大切なお仕事をさせていただいていることに気づかされました。
長い時間をかけてこの製品を選んでいただき、結果心から喜んでくださった村井様。出会えたことに「感謝」です。
今年の夏は「節電」においても窓の断熱化は最重要であり、今以上に窓についての勉強を深めお客様にお役に立てるよう励んでいきたいと思いました。
居室はすべてメルツェン内窓をご採用 トイレの内倒し窓は真空硝子スペーシアです。