演劇センター90・公演No.53「箱の中身」

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演劇センター'90・今秋の公演は原田宗典＝作




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　　 箱の中身
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【第一幕　パンドラ】

死体なき殺人事件。神奈川県藤沢市の佐藤時計店で奇妙な事件が発生する。
店内は荒らされ多量の血痕が残っているのに死体はない。ただ佐藤の妻えみ
子が行方不明という。警察は店主を連行し取り調べたところ、彼は一年ほど前
から奇行が目立ち、市内の精神科医にかかっているという。

―ドラマは精神科医と佐藤の対話から始まり、それを邪魔するかのように佐藤の
別人格ボブが登場する。そして回想の中に現れる妻との秘密が見えかくれする。
一体、佐藤は妻を殺したのか…



【第二幕　もう一ラウンド】

一幕とは何の関係もないようにドラマは始まる。場所は留置場。かって世界タイ
トル挑戦権を争ったほどのボクサー二人が出会う。落ちぶれ果てた二人。だが
女のヒモになっている秋山という男の話の中に、一幕で消えた女えみ子が登場
する。なんと彼女は秋山の元妻であり、佐藤と再婚後、偶然出会い、よりを戻し
ていたのだ。疑惑は当然秋山にもふるかかる。果たして、彼等の心の中には何が。

と

いうような深刻な問題を、できるだけ軽やかに滑稽に描いたのがこのお芝居です。
ゲラゲラ笑った後、少しだけ首を傾げてもらえば幸いなのですが。（原田宗典）


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でもって今回のキーワードは「オルター・エゴ＝別人格」

日本語でオルター（アルター）エゴと呼ぶ場合は芸術、芸能（特に音楽）などで
その人物が意図的に異なる人格として作られ演じているものを指すことが多い。
（出典：wikipedia）

芸能界でオルター・エゴを演じる人物例（お笑い）

ゴリ（ガレッジセール）＝松浦ゴリエ
なだぎ武（ザ・プラン９）＝ディラン・マッケイ（ビバリーヒルズ高校白書）
小浦一優＝芋洗坂係長
など






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演目：「箱の中身」
劇団：演劇センター'90（公演NO.53）
作者：原田宗典

演出：帆足寿夫
照明：結城恵美子
音響：都築久巳
進行：前島亜希子
衣装：帆足由実
宣伝美術：門田麻希
音楽協力：ゆりいか

日程：11月12～14日（19:00開演）15日（13:00開演）
前売：1,500円（高校生以下1,000円）当日200円増
前売券：高新プレイガイド・かるぽーと他にて発売中。
会場：新薫的座（洞ヶ島町・薫的神社）
所在：高知市洞ヶ島町5-7（Yahoo！地図）


さま「おてまみ」にてご指示の件、充分理解承知致しました。
尚「チーム３K」のメンバーは11月13日集合、反省会有りにて宜しくお願い。