Yassie Araiのメッセージ

ときどきの自分のエッセイを載せます

朝日記190501 令和元年を寿ぐ、と今日の絵

2019-05-01 12:38:49 | 自分史

 朝日記190501 令和元年を寿ぐ、と今日の絵

 こんにちは。

今日の絵はマチスへのオマージュです。

徒然こと  新元令和元年五月一日 を寿ぎます。

人間の精神というのは不思議なものです。いま生きている命の刻みに

合っていることで、現実感とこれからの生命感をそれとなく知り

活性化するようです。

比較するのも何ですが、サッカーや野球で贔屓が勝ったという

ことで沸き立つのと、やはり意味は違うかなと思っています。

こちらは、しずかに威儀をただして迎える意識です。

西暦もグローバル時代で大切です。

救世主の再来をひたすら数え迎え待つという意味でしょうか。

異教徒も共通暦のお世話になっています。

これはこれで良しとします。

 

夜来の雨で、今朝はラジオ体操は家でしました。

友人となっているドイツの経済学者ヘルマンピラース

Carsten Herrmann-Pillath教授が送ってきた

最近の論文を読んでいます。

技術界科学;新しい学問についてThe Case for New Discipline:Technosphere Science

かれは、自分の知識の範囲と水準をあわせるために彼の経済哲学の元本を

添えてきました。650ページ(英語版)であるので

少し、腰が引けましたが、本が分厚いいということは、逆に説明が丁寧であろうと

推測して、手に取ったのでした。(おもしろい!!):

「経済進化の基礎~経済学の自然哲学としての扱い」

Foundation s of Economic Evolution 

~A Treause on the Natural Philosophy of Ecomomica

 

文系のひとが、物理学のなかでも一番難解であるとnotoriousな

熱力学を使って、経済哲学の新しい概念と理論を構築していこうと

する挑戦的なものです。

たしかに厚い分だけ丁寧でわかりやすい。おもわずこちらに

引き込まれてしまいました。

それにしても、熱力学や情報理論への造詣の深さは、人間としても

脱帽するものです。

彼の思考のいまの展開に、こちらのコメントを求めてきています。

 

こちらの研究テーマ「システム思考における目的論構造と社会倫理」も

論文が8篇を越えて 締めくくりに入っていますが、丁度、ヘルマンピラース

のペースとピッチがうまく合っているので励みになります。

もっとも先方は目下ピークに向かって、「重戦車」のように進撃中です。

因みに彼は、数年前に亡くなられた日本を代表する経済学者でノーベル経済学賞の

最短距離にあったという青木昌彦や、制度論で有名なカリフォルニア大学のJohn Searleの

後継者のひとりです。 ドイツの学者ですが、プラグマティズムの源流のPeirceの

Triadics(三元論)に着目したところが新鮮です。

さて、こちらは、それにしても、自分の人生としての締めくくりの課題とつきあっていることに

有難さを感じています。あたまがしかっかりしている内にやれるところまで

やっておきます。そんな感じです。

キリスト教信者ではありませんが、五旬節ペンテコステには礼拝にいこうかと思っています。

 

荒井康全

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