ここの4枚の写真に見えるヨーロッパから来た家具等:
ーダイニングテーブル、
ー小型丸チャイニーズテーブル、
ーワインカラーのカナペ(オリジナルナポレオン3)ー
ー楕円形テーブル寄木細工(オリジナルナポレオン3)、
ー大型鏡(1870時代)
ー時計(1750時代)
ー書籍戸棚 (コピールネッサンスイタリアンスタイル)
ースタンドランプ(1970時代)
ータピスリー コピー(1650)
その他は、貰い物かそこらの中古品である。
応接間とダイニングルームが32平米で一対のスペースの中に
あるが狭い。足の踏場がない。
カーテンと竹、柳のカナペの布等は、又主人のチョイスで時間は、
掛ったがホームメイドである。
初めて、ヨーロッパの主人の両親の家で一番印象に残っているのは、
この大型鏡であった。
まだ、よちよち歩きだった娘がこの鏡に掴まりダンスの真似をしていた
のを見て、家族一声が笑っていたシーンを思いだす。
こうして、遠い昔の時代から何十人否何百人の人々がこの鏡に
自分の姿を映して或はうっとりと幸せに通りすぎた事だろう。。。
先日、和歌山県で従姉妹達と会ってきましたが、彼らもそれぞれ自宅を綺麗に整理してありました。ただ、日本の場合は、出来るだけ簡素にそぎ落とすという考え方が主流です。ちょっと、趣がちがいますね。
日本のインテリアは、空間を大切にし、そこから素晴らしい詩を生みだすような感じがしますが...
それに反して、ヨーロッパのインテリアは、個人差はあるのでしょうが、空間をheritageで績める事で自分の住処に満足を得るような感がします。
これ等の家具は、ゆくゆくは子供、孫に引き渡って行くのですが果たしてボスのように代々伝わって来た物を掛け替えのない両親の思出として大切に離さず持ち続けて行くかどうかです。。。
この主人の肖像画は、1967年にパリの夜のモンマルトの絵描きに描いてもらいました。
今後とも、何卒よろしくご指導を頂きますようお願い致します。