京都 平岡天満宮 「椿を愛でる会」
そして特別公開 花の天井を、見に行って来ました。

椿と拝殿と
桜

しだれ桜と椿のツーショット


伝説の珍種、しだれ八重白玉椿(手前)の大木と
しだれ椿は、とても珍しく、sapphireも初めて見ました。
圧巻
、こんなにも、たくさん咲いています。

枝が下方に流れて(垂れて)いるのがわかるかしら・・・

どの花も咲いて間もないと思われ、霜にもあたらず美しい姿です。
花をUPで。開ききり反っているいる花(左)、 咲きはじめ(右)

とても清楚で、美しく高貴な椿でした。
白花は、霜や雨に当たると途端に茶色く変色し始めるので、
このように美しい純白の花を愛でることができたことは、とても幸運だと思います。
また当日は、
桜の見頃とも重なり、きっと今シーズンBEST
の日だったと思います。
こちらも珍種 平岡八幡やぶ椿。 きれいな3つの花弁が見てとれます。

見くらべる為に、赤花種の椿が並べられていました。
左の大きい花が、平岡八幡やぶ椿。

金魚葉椿 よ~く見ると葉っぱの先っぽが、金魚の尻尾のように分かれています。

4つにわかれた金魚葉
中央脈が 葉の途中で突き抜けた金魚葉

花に覆いかぶさる霜よけ葉。
霜や雪が当たらない様に、花を守っています。(手は宮司さんです)

かわいい獅子の横顔に見えますね。

中央の透かし最下部に、千成瓢箪があります。
太閤秀吉の寄進があったことの証明だそうです。

たくさんある椿の中から、
が撮りやすい位置に咲いていた椿たちです。 


拝観料
600円には、お神酒、おうぶく茶、宮司さんの解説が含まれています。

緋毛氈に飾られた美しい散り花椿、手前白い花の隣の小さな椿は「黒椿」です。
宮司さんが漬けられた梅干しと結び昆布が入った「おうぶく茶」

唐子咲きの日光(じっこう、中が白)と月光(がっこう、中が赤) 月光

江戸末期(1827年)に、本殿内陣の天井に描かれた花絵は、
なので、
出版物をご覧になるか、実際にご覧になるしか手段はありません。
見難いですが、境内のガイド看板の
です。
(実際は、もう少し色あせていました)

上下が逆ですが
、天井の花名です。(例 写真右上が高雄楓、右下が菖蒲というように読んでください)

宮司さんは、とても早口ですが、丁寧な説明をして下さいます。
また雑学を含めたお話も、とてもたのしく
時間はあっという間に、過ぎていました。
境内内には、他にも由緒あるものが、まだまだたくさんありますよぉ。