長谷寺のだだおし【追儺会(ついなえ)】を見に行ってきました。
1000年以上前から行われている行事です
長谷寺、修二会(しゅにえ)の結願(けちがん)の儀式【だだおし】は
悪魔退散、無病息災、万民豊楽を祈る法要で
東大寺の修二会【お水とり】と共に 春を呼ぶ大和の火祭りです
この回廊の階段を399段上がったところに本堂があります。
宝物(七つの秘宝)が運び込まれます 大導師(正装した化主大僧正)
牛玉札を買うと本堂(内舞台)に座ることもできます
【だだおし】と呼ぶ由縁は 諸説あるそうですが
この日に宝物から出す 閻浮檀金(えんぶだごん)の
黄金の宝印(檀拏(だんだ)印)を 額に押し当てて
加持祈祷をすることを だんだ押しと呼び そこから由来しているらしいです。
額に押したあと 牛玉札にも 押してもらいます
額に無病息災の宝印を押してもらう(押す真似をする)には
牛玉符(ごおうふ)のお札を買います。
この法要(約1時間)の後 ほら貝や太鼓が打ち鳴らされ賑やかになると
まず青・緑の鬼が大松明を持ち 境内を3周走りまわります
次に 大きな面の赤鬼が 3周して終了です。
とても とても鬼の動きが早く 一目散に突進してきますので
は ほとんどピントが合っていません
この大松明 長さ約4.5m 重さ約120kgあるそうです
外舞台にいる人たちの頭上をかすめ 火の粉が降りかかり
アチチ、アチチと声が上がります。2~3列が将棋倒しになっていました
通路は 松明の後を水をまいて消火につとめ ビシャビシャです
燃え残った松明には 御利益があるとか「魔除け」になるとか言われ
持ち帰り 家の軒においておくと良いそうです
本堂を出たところで 松明をばらしていました
運良く いただく事ができました。とても貴重です。
sapphireは 本堂内にいたので火の粉をかぶる事もなく
待ち時間の間も 座布団の上で待つ事ができました。
外舞台の人たちは 前から5列目くらいまでは 火の粉が
降ってくるので タオルや帽子をかぶるほうがいいですね。
子どもさんは ほとんどいませんでした。それだけ危険という事でしょうね。
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そちらは本当にいろんな行事があって、すごいですね!
北海道は1千年前に誰か住んでたんだろうか(笑)
悪魔退散するといいですね( ̄▼ ̄*)ニヤッ
北海道ならイヨマンテ?(私も北海道出身なんです)
松明ゲットよかったですね(^_^)v
あ、く、ま(?)退散願いたいです(笑)
例年 コートが焦げるらしいですよ。
帽子とコートの隙間に火の粉がはいるので
途中から タオルを首に巻かれていました。
本堂は燃えたら困るので sapphireのほうへは
松明は来ませんでした(よかったぁ)
webkanoshiさんへ
北海道で古いといえば アイヌですか?
sapphireは 北海道といえば「美味い」なんですよね
ほんと どれも超一級品ですものね
松明、玄関に置いて寝たら
今朝から松明の匂いが漂っています。
ちょっと 大きすぎ~。