ゴッホの肖像写真に基づいて、肖像画(鉛筆画)を描いてみました。
また、ゴッホ自身もこのころの自画像を描いています。
ゴッホが亡くなるときに診てもらった、ガシェ医師の似顔絵を描いてみました。ゴッホなどと同様、写真が残っています。
それを基にしました。
印象派の絵を集めて、オルセー美術館に寄付した人です。
サロンで入選した絵とは別に、新進気鋭の印象派の画家達の良い理解者でした。
ガシェ医師は自身もアマチュアの画家でした。
死の床のゴッホの肖像も描いています。
画材屋さんで、LEDトレーサーというものを目にした。
子供の頃に、漫画の絵を紙に写す時に、ガラスのところに重ねた絵と白い紙を持っていき、外光を頼りに漫画の絵を1枚の白い紙に書き写したりしたが、あれと考え方は同じ。
これは憧れのキャラクターを別紙に自分で描いてみたいというときに、最初はやったぁと思うかも知れないが、塗り絵がすぐにつまらなくなるのと同じ理屈で、自分の力で絵を描いているという気持ちになれない。
下からLEDによる光を当てて、輪郭を書き写して絵を描いたところでなんになるというのだろう。
もちろんデッサン練習にもなりはしないから、何か違った目的があって売れるのかも知れない。
スライド投影機(プロジェクター)でも写実的な形に事物を書き写すことは出来るが、そうやって絵を描く流派も存在するものの、それなら写真で済む為、観てもあらためて感動することはない。
どうもごくろうさん・・という感じだけ。
しかし、形や陰影や色をつかむ訓練をして、構図を切り取る訓練をして、シャッターチャンスのような、対象を選別する能力を磨き上げて、それで感動的な絵が描けるようになるかということにも大いに疑問がある。
そのほかに何かがなければ、見ただけで足を止めたくなるような絵は、描けないだろう。