知り合いが持ってきた話です。
「あそこの路線バスが廃止されるっていうんだけど、
高齢の人は、買い物も病院行くのも、ほんと困るって!」
23区内のある地域の話です。23区内ですから、
それなりの人口はいるはずで、それでも、
採算が取れないから廃止されるのでしょうけれど、
それって、ほんとにどうにかできないの?
どうにか、残す活動ってできないの?
反対の署名を集めて提出することはしていても、
それだけで本当に行政が動くかしら。
本気でどうにかしたかったら、
プロジェクトでも立ち上げるしかないと思うんですよね。
どの程度赤字なのか調べたり。
利用者にも協力してもらい、
時間帯や本数をしぼったり、
ミニパスにして、経費を削減することはできないのか検討したり。
地方の電車では、昼間は2-3時間待ち、なんてところも
あるのですし。
例えば、
神奈川県の江ノ電バスは、通常のバスの他、ミニバスを使って、
駅から距離のある地域へと、バス路線を新たに作っているんですね。
これは、その地域の人にとても役立っています。
2001年4月に桜道線(洋光台駅~雑色~上大岡駅)開通。
2002年12月には三井団地、京急屏風浦駅経由磯子駅行きも開通。
ポイントは、乗車率。かなり、ぎゅうぎゅうになります。
どうにかするのは行政の仕事なのか、住んでいる人の仕事なのか。
そのへんは、私にはまだわからないけれど。
区民の声が届いたら、行政は動くかしら?
廃止されるのを食い止めたい、となったら、必要だと思う人が
動くしかないような気もします。
ともあれ、ホントに困る人が大勢いて、どうにかすれば
採算もとれる形にできるなら、バス会社なり、行政なりに、
話を持っていけると思うんですが、
そんな活動する余裕がない生活というのが現実。
土日休みでもない。ギリギリ人数で仕事を回して、
予定もたてにくい。
ほんと、仕事で精いっぱいにして、政治行政に目を向けたり
その方面に時間を使ったりするヒマを作らせない誰かの作戦でしょうか?!
まあ、そんなわけはないでしょうけれど。
そんな社会を、変えられないのが、現実。
でも、どうにかしたいという気持ちはあるんですよ?
(やり方がわからないんですよね。)
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