一昨日、白馬の小遠見山に行ってきました。
梅雨明け後も、不安定な天気ですが、この日の予報は晴。
朝4時に出発しましたが、現地に着いていてみると、山の上半分は雲の中。
これでは山頂からの眺望はの望めません。
しかし、きっと時間とともに晴れてくるでしょう。
幸い、ここには高山植物園というのがあるということなので、
そこで少し時間をつぶしてから山頂へ向かう作戦で行きます。
ということで、山の中腹に行けるゴンドラに乗ります。
と思ったら、ゴンドラ乗り場のゲレンデには花がいっぱい。
焦ることはないので、早速道草。
クサキョウチクトウ↓
ムラサキバレンギクにとまるアカタテハ↓
ここは、園芸種が多いですね。
そろそろゴンドラに乗ります。
ゴンドラの終点に五竜高山植物園があります。
ご覧の通り、景色は真っ白で何も見えませんが、
花は霧の中でも見ることができますからね。
今は、シモツケソウがたくさん咲いています。
ヤナギランも群生してます。
そして、この時期の目玉としては、やはりニッコウキスゲですね。
まさにお花畑。
また、ここ白馬にある花だけでなく、世界の高山植物が育てられています。。
一例としては、ヒマラヤの青いケシ、
同じくヒマラヤのプリムラ・ビアリー
スイスのエーデルワイス
などなど・・・。
植物園ですから、人の手で育てられているわけで、自然のままの形ではありませんが、
その分、花の数はたくさんあり、いつまでも見ていることができます。
おかげで時間つぶしには最高でした。
写真もいっぱい撮りました。
全部載せきれないので、後日改めてご紹介したいと思います。
そうこうしているうち、少し霧が晴れてきました。
そろそろ上に行ってみましょうか。
ここからはリフトで途中まで行くことができます。
リフトの降り場からの眺望、
手前のなだらかな稜線が八方尾根、
奥の山が小蓮華岳と白馬乗鞍岳です。
花を見ながら山頂を目指します。
山にはまだ少し雲がかかってしまっていますが、
麓は良く見えます。白馬村です。雲の向こうには戸隠連峰が。
地蔵の沼という小さな沼を過ぎた辺りにニッコウキスゲが群生していました。
だいぶ登ってきました。振り返ると地蔵の頭ケルンが見えました。
下山の時はあそこを通るつもりです。
思ったより急登のところも多く、足の弱い私には少しきついですね。
また、気温は20℃未満なのですが、この日は湿度が高く、汗が大量に出ます。
そのため、いつも以上に呑む水の量が多くなりました。
それでも何とか小遠見山2,007m山頂到着。
手前が八方尾根。奥には小蓮華山と白馬乗鞍岳、左に白馬岳がありますが、雲で隠れてます。
↓鹿島槍ヶ岳。頂上は隠れています。
雪の残っているところが「カクネ里雪渓」。2018年に氷河と認められました。
五竜岳↓
山頂到着時は、完全に山頂は雲に隠れていましたが、しばらく待つとここまで見えました。
唐松岳↓こちらは相変わらず山頂は見えません。
北に目を向けると、雨飾山(写真中央)と焼山(写真右)
もう少しで鹿島槍や唐松岳の山頂も見えるのではないかと思い、
しばらく山頂で粘ったのですが、どうも難しそうなので下山することにしました。
長くなったので、下山の様子は、また明日書きます。
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