あちこち散歩 写真日記

あちこち散歩したときの日記です。
歩きながら撮った風景写真とともに記録します。

箱根観光

2025-03-01 | 日記
先月末の2日間、箱根と湯河原に行ってきました。
主目的は湯河原梅林ですが、せっかくですので温泉にも入って、ということで箱根に泊まりました。湯河原の温泉でいいじゃないか、ということではありますが、そこは諸事情がありまして箱根にした次第です。事情は長くなるので書かないでおきます。
初日は箱根です。
最初に立ち寄ったのは大観山展望台。紅葉の名所として知られているので、以前から秋に行きたいと狙っていたのですが、なかなか実現しないでいました。今回、季節は外れていますが、やっと行くことができました。
天気は上々、芦ノ湖と富士山、そして彼方に見える南アルプスの大パノラマです。
紅葉の季節なら手前の山が紅く染まっているのでしょうね。
では、各役者さん毎に。まず富士山。
遊覧船の浮かぶ芦ノ湖
雪を被った南アルプス。一番右が割る悪沢岳、真ん中が赤石岳、左が前聖岳。
ところで、大観山展望台に行くにあたって、私のカーナビは箱根街道(国道1号)通り回り込むように進むコースを指示するのですが、どう考えても遠回り。カーナビを無視して箱根ターンパイクを利用したら、通行料が900円もしました。他の車が全く走っていない快適なドライブでしたが。ちょっと費用対効果で言うと疑問です。
次に行ったのは箱根関所。
実は箱根関所にそれほど興味があったわけではありませんが、以前から、いつかこの辺りをスタートして旧箱根街道を歩いてみたいと思っていたのです。今回は、この旧街道ウオークは予定外ですので、関所だけ見てみることにしました。

通常入場料は500円ですが、現在、2つの建物が改修工事中とのことで見れないので400円でした。
改修中の江戸口御門
関所の隣に恩賜箱根公園があります。かつて皇族の避暑地だった箱根離宮の跡地に造られています。
公園という名ですが、芦ノ湖を囲む山を歩くハイキングコース。
そして湖面すれすれのところから山の上の方まで、標高差は最高で30m程度ではありますが、何度もアップダウン(しかもかなりの急勾配)を繰り返しますので、結構いい運動です。
高台からは、この後立ち寄る箱根神社の「箱根権現社船参道鳥居」が見えます。平和の鳥居と言われているそうです。

山道をさらに進み右手を見上げると、きれいなツツジの庭が見えてきました。中央園地です。
ツツジが咲くころにはぜひ来てみたいと思わせる庭です。
余談ですが、先ほど見えた箱根神社の水中鳥居から少し左に目をやると、小田急山のホテルが見えます。
ここの庭のツツジも見応えがあるらしいですよ。
さて、中央園地に話を戻します。ここには湖畔展望館があります。
かつてここにあった西洋館御殿(1930年北伊豆地震で崩壊)の建築様式で建てられています。また内部の休憩所は同じくかつてここにあった日本館御殿(同)の様式でデザインされているとのことです。
ベランダからの眺めです。
やっぱりツツジが咲いている時に来たいです。
戻りは山道でなく、中央園路を通りました。
やっぱり、ツツジの咲く季節に・・・

箱根神社です。参道は立派な杉並木に囲まれています。

本殿と隣り合わせに九頭竜神社があります。
これは新社となっていますから、元々の九頭竜神社は別にあります。
たぶん、ここより北にある「九頭竜の森」という所にある小さな神社だと思います。(確かではありません)。そこにも湖上鳥居がありますが。簡単に見られる場所ではなさそうで、おそらく見るのはちょっと大変かもしれまんせん。
さて、先ほど箱根公園から見た箱根神社の水上鳥居は・・
先ほど、私が公園から撮った写真では人っ子一人見当たりませんでしたが、今はたくさんの若者たちが写真を撮っています。この写真には写っていませんが右の方に長い行列ができています。不思議なのは、この鳥居を入れて撮るのではなく、湖に突き出して作った板の上で湖をバックに撮るのです。
先ほどの公園からの写真にも右の方に小さく映っていた赤い橋です。
橋の下に線路が通っているのが見えるでしょうか。写真を撮っている私の後ろには・・
倉の中には「湖水祭」の時に使う和船が入っています。祭の時には、あの線路を伝って船を湖に入れるのですね。

これで初日の箱根観光は終わりです。強羅温泉で一泊し、明朝、湯河原梅林に行きますが、その話はまた明日書きます。

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