一昨日の日記で、春紅葉のカエデがだいぶ緑色になってきたと書きました。
そのカエデの近くに、元々緑色のカエデがあるのですが、
そちらのカエデには、今、新たな葉っぱのようなものが出てきました。
これは何かというと、葉っぱではなく、カエデの種です。
機が熟すと、これがプロペラのようにヒラヒラ落ちていきます。
プロペラの形をしていますから、うまく風に乗れば遠くまで行けます。
植物の中には、受粉や種をは遠くに運ぶのに、虫や鳥などの他の生き物に一役買ってもらうものもありますが、カエデは風任せです。
そのために種はプロペラの形をしています。
タンポポの綿毛と同じですね。綿毛は落下傘です。
同じ風任せですが、
プロペラ型より落下傘型の方が遠くに行けそうですね。
もっともタンポポは野から町まで飛んでもコンクリートの隙間から芽を出すように、かなり環境対応力がありますが、カエデはそうやたらとどこででも育ちません。遠くといっても、親の木がある地域からは外れない方がいいので、それほど遠くまで行く必要はないのかもしれません。だからプロペラ型なのかも。(私の単なる想像ですので信じないでください)
ところで、カエデは、受粉に関しても風任せで、他の生き物には頼りません。カエデの花は小さく目立ちませんが、他の生き物に見つけてもらう必要がないからそれでいいのですね。きっと匂いもしないし蜜も出さないのでしょう。(これも勝手な私の想像ですので信じないでください)
カエデの花(4/9に投稿した写真です)
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