昨日、等々力渓谷へ行ってきました。
今回は一人ではなく、お友達と一緒です。
等々力渓谷は東京都区内唯一の渓谷ですが、昨年の大雨で倒木があり、散策路が一部通行止めになっています。
webで通行止め箇所を調べたところ、本来のスタート地点である等々力駅近くの入口は閉鎖です。反対側の等々力不動からは入れるようですが、歩ける距離はかなり短そうです。
とりあえず、尾山台駅で待ち合わせをしていってみることにしました。
さて、まずはランチからです。当然餃子です。
尾山台の雰囲気のいい商店街にある「北海」という町中華に入りました。ここの餃子は大きめなのが特徴です。1人前5個ですが、ご飯ものを頼むと+150円で餃子3個が付けられます。
私たちはレバニラ炒めと餃子3個。
尾山台にはオーボンヴュータンという有名なお菓子屋さんがあります。私は、あまりお菓子は食べないのですが、私が行く自動車屋さんの隣なので、いつも開店前から行列ができているのを眺めていました。お目当てのお菓子があるようで、それは朝一で並ばないと買えないのですが、逆に即売り切れてしまいますから、昼過ぎにはっもう行列はありません。
ランチ後ですので行列は無し、今回初めて中に入ってみました。いつもはカヌレが早めに売り切れるらしいのですが、この日はまだ残っているというので買いました。
お友達はクッキーを買ったようです。
さて、いよいよ等々力不動へ。
お正月も終わったところとあってか、普段よりも空いていました。
展望台からは冨士山も望めます。
では、渓谷へ降りてみましょう。
途中の中腹にはカエルの神様が祀られています。何故カエルが神様になったのかはわかりません。
そしてカエルのさらに上の方には・・・
不動明王でしょうね。
さらにこちらは「神変窟」
祀られているのは「神変大菩薩 」という修験道(わかり易く言えば山伏)の開祖であり、飛鳥時代に実在した人物だそうです。何故、ここのこのような人物が祀られているのかは不明です。
渓谷まで下りきると弁天堂があります。
この辺りは、少し開けた形になっていてうろつけるのですが、このすぐ横にある渓流に沿った散策路は一歩たりとも入れませんでした。
webの通行止めマップでは、少しぐらい歩けるように見えたのですが、見間違いでした。
周辺の開けたところで見られたのは「稚児大師御影堂」。中には弘法大師の子供のころの像が祀られています。金ピカです。
というわけで、渓谷は全く歩けませんでしたので、仕方なく地上に戻り、多摩川方面に歩きました。途中、新日本プロレスの道場がありました。
ちなみに、連れのお友達はボクサーです。アマですが。
多摩堤通りに出てバスで東横線の多摩川駅へ向かい、多摩川台公園を散策することにしました。徳光さんのバス旅みたいです。
多摩川台公園から見た多摩川と、向こうに見えるのは丹沢の山々だと思います。
多摩川の反対側は、田園調布の住宅地になります。
多摩川台公園は紫陽花で有名な公園です。今は当然このように枯れ木ですが・・・
花の季節はこんな感じです。
(2015年撮影)
この水生植物園も
夏にはスイレンやハナショウブが水面を飾ります。
(2015年撮影)
多摩川台公園には、古墳時代後期の6世紀から7世紀にかけて造られた八基からなる「多摩川台古墳群」があります。
写真は第5号基
何も知らずに見ると、単なる大地の盛り上がりなのですが・・
そして八基を挟む形で、4世紀に造られた大型の前方後円墳「宝莱山古墳」(八基の北側)
と、亀甲山古墳(八基の南側)
があります。
とにかく、大田区の田園調布から世田谷の野毛辺りまでの多摩川に沿った地域は古墳だらけというわけです。
公園内には古墳展示室もありました。
入場無料です。
多摩川台公園の花壇です。
今の冬枯れの景色の中では、最もきれいな場所かと・・・。
赤い花の部分は、ハート形に造られているようです。
でも真上から見ないと、なかなかそうだと気付きません。
そして真上から見れるような場所がないのは残念です。
私たち影もだいぶ長く伸びるようになってきました。
寒くもなってきましたし、カフェで暖かいものを飲んで解散です。
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