大黒さんが
何も知らないと思ったのか
急に檀家さんは勢いづいた
鼻息を荒くして
『前から思ってましたが
施餓鬼塔婆代1万円は
高いですよね?』
『は?』
『どんな
理由があるん
ですか?』
『😁説明
しますね!
よく聞いて
下さいね!
年間1万円です‼️
施餓鬼塔婆代5千円
護寺費5千円…合計1万円です!
先代も説明したはずですよ?
うちの寺は
これら全部を
お寺の修繕費にあててます
塔婆一本の
値段では
ありません!』
大黒さんが悩んでたのは
何故
兼務寺の檀家が
うちの寺の檀家なのかである
説明すると
『話し合いです』
😶あっそ。。
総代達と
その性格じゃ揉めたんだろな
😑納得
ちゃんと分かるように説明し
大人しくなった檀家さんを
笑顔でお見送りした
大黒さんの独り言
やっと
お寺のシステムにわかってきた。
わかってきたのは
いいが
わかり過ぎて
細かくなった😐
………………………
……………
兼務寺の檀家さんが
たまに
家の寺に移ることがある
理由は様々だが
先代がやった事なので
大黒さんは知らない
ややこしい事に
それぞれ
施餓鬼塔婆のサイズが違い
代金も違う
ある人が施餓鬼の塔婆を取りに来た
名前から
兼務寺の檀家である
『あら?兼務寺の施餓鬼塔婆は
うちよりサイズが小さく安いはずですが…
〇〇さんは
うちの寺の塔婆ですね?
おかしいな…
毎年、こちらに来てもらってるのかな?
幾らお支払いしてもらってますか?』
『本家は兼務寺ですが
私はこちらに葬儀をあげてもらいました』
『そうですか…………』
(住所も兼務寺、
本家も兼務寺なのに、、、
先代め…
こちらの寺になるよう誘導したのか??)
色々、考えていた
『居なかったよ』
『😳えっ⁉️』
ゴリラ🦍が
某お寺に初盆参りに行ったが
誰もいなかった………空っぽだったらしい
この忙しい時に⁉️
墓地管理費を持ってきた檀家さんが居たが
その人も帰ったという……………
……………………
…………
その寺の大黒さんは(私よりずっと若い)
線香の匂いが合わない
と幼な子達を連れて(チビと同世代)
数年前、寺を出てしまった
知らなかった私は
うちの施餓鬼の時
その住職が鬱かしら?
と思うくらいソワソワしてて
(座布団に座ったり座らなかったり…
とにかく変だった)
あまりにも
おかしかったので
娘達と
『どうしたんだろうね?』
心配してた
その時期
妻と子供達を追いかけて
大きな市のマンションに住むようになり
お寺は通勤し管理、
毎週月曜日は休みにする様になったらしい
(葬儀も休み)
とても大きな寺である…
これから
どうするんだろ…
女房選びを
誤ると
大変である
皆んなが噂してる
おい!🦍
私に感謝
しなさいよ‼️😤
ゴリラ🦍住職は
お付き合いのある寺の
初盆参りに行っている
今年は3寺あった
改良服に着替えて出掛けて行った
2つは住職の親だが
1つは婿の副住職である
寺に来て数ヶ月で亡くなった
何故かその寺は
男性が短命で
続けて3代が若くして亡くなっている
周囲は
『何かあるんですかね?』
と言ってるが
偶然だと………
大黒さんは思ってる
昔は寺がたくさんあったが
統合された
家の寺は
色んな寺と関わりがある
(過去帳から分かる)
いくつもの寺を兼務していたのだ
当時、僧侶は結婚できなかったが
妻をとるようになり
弟子を取らず
血族で寺を守るようになった
長女、次女、チビで6代目である
どこまで続くか分からないが
《継ぎなさい》ではなく
面白いよ🤣
でだまそう…………
じゃ無い無い
説明していこう😁それに
迷っても
危険な時も
どんな時も
ちゃんとお寺を想ってるなら
御先祖様が助けてくれる事も
教えていこう