大黒さんの独り言

思った事を自由に書いてます

土地神様

2021-08-21 20:18:00 | 日記
大切な事を追加すると
家系図が調べる事が出来るのは
名家のみ…

まず、位牌が残ってる事が前提である
お墓に彫ってある戒名も重要である

そして
名家の場合
過去帳に
一際大きく
綺麗に書かれている

さらに遡って
普通の家と同格の時でも
走り書きが多い…


10代以上続いてる家は
約400年かけて
だんだん
大きくなっていき
今でも
それを維持している

途中
この地域を開拓し
歴史に名前を遺した

子孫は誇りを守り続けた…

中には
プツリと途絶えた家もある

『あの地区に〇〇さんって家ある?』
『聞いた事ないな………』

過去帳から
当時、栄華を極めた様子が伺えるが
突然、消えている

理由は分からないが

10代以上続かせる
プライド
頭脳
努力…
そして【運】

尊敬…としか言いようが無い

………もしかすると

土地神様に愛された….
選ばれたのかもしれない



家系図

2021-08-21 19:06:00 | 日記
そのわりには
ゴリラ🦍住職は過去帳を出しっぱなし、
その辺に置きっぱなしにする😠💢
過去帳は2冊ある
一冊は《仮の過去帳》
もう一冊は《清書した過去帳》…
唯一
ゴリラ🦍
過去帳を読むのを許されるのは大黒さんである
頼まれた家の歴代戒名を調べる
大黒さんは大雑把だが
ゴリラ🦍
大黒さんよりずうっと
数百倍
大雑把…
座って何時間も調べるなんて
無理
だから大黒さんの仕事である
位牌をあずかって過去帳を調べてると
(あっ…この字はあの位牌と同じ…)
(字が違ってる
この辺で住職がかわったな…)
印刷かと思ってたら 
約300年前の過去帳…………

………そう
文字が
うますぎる😳!
凄い‼️
当時、ここまでの文字が書けるとは
相当な実力者である
ある時代は《良》を引き継いぎ僧名とした
また別の時代は《宥》を引き継いだ
【数百年前の家系図は本当か⁉️】
とたまに言われるが
お寺を…
歴代住職を
馬鹿にしないで欲しい
途中、養子が居たとしても
昔の過去帳には戒名の脇に
走り書きがある…

俗名は書いてなくても
それ以外の
重要な事を書き留めてある

過去帳と位牌があれば
ほぼ確実に
その家系図は正しい物である

それ故に
過去帳を守れ
と言われるのである


過去帳の重み

2021-08-21 17:40:00 | 日記
兼務寺の施餓鬼から
一足先に帰ってきた次女が
笑って教えてくれた

『お父さん
祭壇の前で
過去帳を抱きしめて
なんて言ったと思う?
これは
俺の命より
大切な物だ!
総代みんな笑ってたよ』

その前後に何があったか知らないが
(おそらく興味本位で
誰かが触ったのかもしれない)
大黒さんは
とても立派だと思う

実際、
うちの寺は今まで2回火事になってるが
(かなり昔)
過去帳を守ってきた

ゴリラ🦍も絶対
守り抜くと思う


次女
『某お寺の住職は
火事の時
過去帳を抱きしめたまま
焼け死んだんだって』
大学の先生が言ってたそうだ

寺を背負う住職の覚悟は
計り知れないものがある




古い地区

2021-08-21 15:50:00 | 日記
12時
次女と荷物を乗せて
兼務寺に出発した

総代5人が
檀家さんに配る菓子、僧侶の弁当
供物、祭壇づくりetcやってくれるので
大黒さんはとても楽である

次女と荷物を下ろし
あとは自坊で待機すれば良い

電話がきたら
次女と荷物を迎えに
再び兼務寺に向かう
……………………
………この兼務寺はとても古い

敷地に古墳があり
一度、専門家が掘ってみたが
何も出なかったそうだ

この地区で見つかった
石の塔婆は博物館に飾られている

何代も続いるお墓がとても古い家は
あまりに古すぎて珍しいらしく
墓石が盗まれる(今の若い施主は
全然、興味がなく他人事である 笑)

ただ、行ってみると分かるが
閉鎖的な地区
である

ゴミステーションも
😳ギョギョ⁉️とするくらい
何重にも鍵🔑がかかってる

ゴミを出す時間が少しでも遅れたら
受け入れてもらえない?

【本日は
終わりました】
看板が何枚も出されてる………

独特な雰囲気がする

お寺の敷地も
ロープがはられており
何処から入って
何処を抜けたらいいのか
分からない……

古い地区は
古さを何時迄も残す…
つまり、
閉鎖的である

だからこそ
昔からの伝統を守り続ける事が出来る



昔の栄華

2021-08-21 14:34:00 | 日記



鐘に書いてある
御夫婦名をみて驚いた


(つぶれた家….)

息子夫婦、孫はちゃんといて
墓守は心配ないが
大黒さんが嫁に入る少し前に
ちょっと
色々あった御夫婦…,

鐘をあげてくれた時は
羽振りがよかったのか

だから
《清信士》(戒名)…

当時
布団屋さんを営んでいた

衣料店が次々にオープンして
安い布団を売り始め
あっという間に家は傾いた

ある日
お金に困って組合のお金を…………

本当か嘘か
大黒さんが嫁に入る前なので
真実はわからない

ただ
仏具は高い

相応の家でなくては
買える代物では無い


大黒さん
その家の
遠い昔の栄華を垣間見て
少し悲しくなった…