大黒さんの祖父母、叔父の施餓鬼塔婆を
書いて欲しいと
ゴリラ🦍にお願いした
(色々あって
大黒さんが合祀墓にお骨を引き取った)
お骨を引き取った事は
ゴリラ🦍は怒らない。
それどころか『大黒の祖父母、叔父なので
うちで引き取ります』と言ってくれた。
ただ、塔婆をあげたり戒名を彫ったりするのは
(派手なことをするのは)
大激怒
檀家でもなく
大黒さんの
実家の実家…
寺からすると遠い家
分かってはいたが
ムカついた
ブチ切れた…
『書けって
言ったよな…
誰様に
向かって
文句
言ってんの?』
ゴリラ🦍は直ぐに書いてくれた
….しかし、、、
墓に塔婆をさしながら
考えた
(ゴリラ🦍が正しい…)
大黒さんは
寺に嫁いだ
すでに
この家の人間である
実家の事は心に遺し
嫁ぎ先に
物を
持って来ては…
物を遺しては
いけない…
『ごめんね…
もう塔婆はいいよ
戒名も彫らない
心でだけ拝むよ』
『そうしろよ』
嫁に入る
それは
この家の人間になること
大黒さん
まだまだ
青い