SWITCH STORY

世代交代。
そんな言葉を聞くようになったのは、つい最近。
体の衰えと精神のメカニズムが上手くかみ合わないようになってきたからだ。


私は都会に住む詩人であり、旅人であり、一般人。
毎日のように、ワクワクしたあの頃を思い出しながら、朽ちてゆくのだ。

腐りかけたその時こそ勝負である。
楽しい事を考える能力が一歩また一歩発達する。

今の俺がレギュラーなら、俺はダックスタンスにして、スイッチも楽しむぜ。


僕は、朝起きると女子になっていた。
髪の毛は長く、目もパッチリ！
おっぱいはほど良いＤカップ。
フェロモン漂う独身OL30歳。

は！

どーしよう。

先ずは、髪の毛を洗って乾かす。
めんどくさい。。
次に化粧する。
めんどくさい。

しかし、自分を創ってくことの喜びを覚える。
完ぺきに用意が出来たときには、自分に完全に酔っているのだ。

モチロン下着はいつでも勝負仕様

フェロモンを撒き散らしながら、遊び人を避けつつ、マジメそうな男を虜にする。
自分が、セックスしたい時にはキープ君をファイルから呼び出し、使用する。

でも、そろそろ、そんな生活も良くないと思い、マジメに彼氏を探す。
が、今までの遊び癖が抜けず、困惑と我慢の毎日を送る。