キセルⅩ(kiss sell x)の活動

様々なカルチャーを通して生きていく活動日記

resort 軽井沢編 ②

2020-08-27 09:12:35 | Weblog
就職先は軽井沢にある「軽井沢おもちゃ王国」

:軽井沢おもちゃ王国とは:
元々は安達事業グループが展開するホテルグリーンプラザチェーンの一部
「軽井沢プレイランド」を
岡山県に本社を持つサンヨープレジャー㈱が展開するおもちゃのテーマパークのフランチャイズ契約し再建したもの。
この時、全国ではフランチャイズの第一号だった、後に、ホテルグリーンプラザ系列としては、兵庫の東条湖おもちゃ王国がある。
過去に、東京ドームもおもちゃ王国があったっが、2011年1月19日に閉園



業務内容は行ってから言い渡されるとのこと。
僕はもう半ばやけくそだったので、どうでもよかった。
電車に乗って、現地の「万座鹿沢駅」を目指した。
なんとなく、地元の友達にメールを送った。
そういえば、出発の前日に、地元の友達がお別れ会を開いてくれた。
今考えると、たかが群馬にいくだけなのに大げさだ。でも、このくらいの年齢の頃って
「地元にみんないて当たり前」っていう感覚だった。
田舎の人は「東京に出る」人は20そこそこで地元を出るけど、僕らは皆ずっと地元にいると思っている。

現に、地元を離れない先輩方が多い。
友達は皆、「がんばれよ」と言ってくれた。
両親も「しばらく頑張ってこい」と言って10万円くらいくれた。
電車の中で少し泣きそうになったがこらえた。
なんだか、ドナドナの歌が頭の中で響いた。悔しくてむかついた。

そうこうしているうちにお昼頃「万座鹿沢」に着いた。
マジで田舎!!
倒れそうだった。

軽井沢と聞いていたから、少しは都会的なものをイメージしていた・・・
駅前には小さなロータリーがあって、暇そうなタクシー運転手が3人くらいしゃべっていた。
昼食を取ろうとしたが
売店も飲食店もなにもない・・・
駅の反対側には道路があって、その道路をはさんだ所に「あさま食堂」なる田舎独特の雰囲気のある食堂があった。仕方がなくそこに入った。

そこのおばさんにうどんを頼んですすった。
こういうところで働いて暮らしていくのかと思うと、逃げ出したくなった。
どこまでもシティーボーイにできている自分が可哀そうで仕方がなかった。


後に、この食堂とは深い関係になっていくのだが、この時は申し訳ないがただの田舎の食堂に思えた。
そこで僕は何の感情もないまま昼食をとり終えると、駅のこじんまりとしたロータリーに戻り、来るはずの迎えを待った。









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