ゴヨウツツジの会

愛子さまを敬愛しつつ皇室について学ぶ市民の集い

【天皇ご一家News2021/02】新着情報

2021-02-23 03:31:03 | 皇室ニュース
天皇皇后両陛下と敬宮愛子さまのニュースレポートです。詳細はコメント欄をご覧ください。

■天皇陛下61歳のお誕生日、まことにおめでとうございます!(2/23)

 天皇陛下は本日2月23日、61歳のお誕生日を迎えられました。
 いつもこの国と国民の安寧を祈り、ライフワークの「水」を通じて世界の平和を祈っておられる陛下のご壮健を、心よりお祝い申し上げます!
 令和の御代が末永く、いついつまでも続きますように、お祈り申し上げます!



▲画像出所:宮内庁HP

◎令和3年天皇陛下お誕生日に際してのご近影(お写真)宮内庁HP
https://www.kunaicho.go.jp/activity/gokinkyo/02/r03-0223-ph.html
◎令和3年天皇陛下のお誕生日に際してのご近影(ビデオ)宮内用HP
https://www.kunaicho.go.jp/activity/gokinkyo/02/r03-0223-mov.html
◎天皇陛下お誕生日に際し(令和3年)
会見年月日:令和3年2月19日 会見場所:赤坂御所
https://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/43

■両陛下のオンライン被災地慰問が延期へ、13日地震の影響配慮し(2/15)
 宮内庁は2月16日に予定していた両陛下の福島県へのオンライン視察について、当面見合わせると発表しました。13日に発生した地震の被害や、今後の余震の可能性を両陛下が心配され、知事や関係機関が対策に専念できるようにするためということです。今後は、近いうちの実現を希望し、引き続き調整していくということです。

◎両陛下 福島へオンライン訪問“見合わせ” 日テレ、2/15(月) 11:07
https://www.news24.jp/articles/2021/02/15/07823190.html
◎天皇皇后両陛下の福島オンライン視察を見合わせ テレ朝、2/15(月) 11:42
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000207166.html
◎両陛下 オンライン訪問見送りへ 13日の地震受け FNN、2/15(月) 11:54
https://www.fnn.jp/articles/-/144136

★注目記事紹介>両陛下のオンライン被災地慰問について(2/21)
◎“出来ることから…” 両陛下 オンラインで被災地お見舞い 日テレ、2/21(日) 9:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1ff18ee917eb9a31edd0007e13da44558faade2?page=2
 天皇皇后両陛下は今年1月、熊本県の豪雨災害(去年7月発生)の被災地をオンラインで見舞われました。今後、東日本大震災の被災地訪問もオンラインで行われることになっています。両陛下の思いについて、長年皇室取材に携わってきた日本テレビ客員解説委員の井上茂男さんが解説します。

■天皇ご一家、4月以降に皇居にお引越しへ(2/13)
 赤坂御所にお住まいの天皇ご一家は、4月以降に皇居へ転居される予定です。その準備作業として、倉庫に保管中の荷物の移送が始まりました。荷物は、赤坂御所倉庫に保管されている地方訪問などに関する資料や、愛子さまの幼少期の装束、即位にあたって外国元首から贈られた品などで、2月12日から皇居内の倉庫へ移送しているということです。
◎天皇ご一家 引っ越し準備の荷物の移送始まる TBS、2/13(土) 10:31
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4198056.html

★注目記事紹介>「愛子天皇」「女性・女系天皇」の可能性について(2/10-13)
◎森喜朗会長辞任、「昭和の保守派」の勘違いで日本は衰退まっしぐら ダイヤモンドオンライン、2/13(土)4:42 
https://diamond.jp/articles/-/262716?page=3
 女性蔑視発言が国内外から批判を浴びて森喜朗会長が辞任したことを受けて、「皇位継承問題も根幹は同じ問題にたどり着くのではないか」と、立命館大学政策科学部教授の上久保誠人氏が見解を述べます。

◎今年20歳になる愛子さまのご公務と女性天皇への可能性は?【皇室記者が解説】大久保 和夫 ミモレ、02/10
https://mi-mollet.com/articles/-/27789
 今年12月に20歳の誕生日を迎えて成年皇族になられる愛子さまの今後のご活動について、また多くの国民が望む女性天皇への可能性について、皇室担当歴27年のベテラン記者である大久保和夫氏が解説します。

■両陛下、水問題に関する国際会合にオンラインご臨席(2/12)
 両陛下は2月12日午後、国連「水と衛生に関する諮問委員会」が活動を終えて5年が経過したことを記念して開催された、元委員らによるオンライン国際会合に、お住まいの赤坂御所から参加されました。
 天皇陛下は「水」の研究をライフワークとされ、2007~2015年に同委員会の名誉総裁を務められました。今回のオンライン国際会合は非公開でしたが、陛下とほぼ同時期(2006-2013年)に同委員会議長を務めたオランダのウィレム・アレクサンダー国王や元委員らが参加。赤坂御所でオンライン会議に同席した広木謙三・政策研究大学院大教授によると、天皇陛下は特別来賓として「私たちは水問題の解決に向け、連携し結束していく必要があります」などと英語で挨拶されたということです。




▲オンライン国際会合に赤坂御所から参加される両陛下(宮内庁提供)

◎両陛下、「水」問題の国際会合にご臨席 産経、2/12(金) 21:47
https://www.sankei.com/life/news/210212/lif2102120058-n1.html
◎両陛下、オンライン会合出席 ライフワークの水問題で 時事通信、2/12(金) 21:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021201209&g=ryl

■両陛下の東日本大震災被災地慰問、オンライン実施に向け調整(2/10)
 東日本大震災から10年となるにあたり、天皇皇后両陛下が被災した東北3県(岩手、宮城、福島)を、オンラインで訪問される準備が進められていることが分かりました。両陛下の強い希望により計画されたもので、まずは2月中旬に福島県をオンライン訪問する調整が進められているということです。
3月11日には政府主催の追悼式が行われる予定ですが、両陛下はこの式典にも出席され、天皇陛下がお言葉を述べられる方向で調整されているということです。

◎天皇皇后両陛下 東日本大震災10年 東北3県オンラインで訪問へ NHK、2021/02/10 (水)06:58
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210210/k10012858691000.html
◎震災10年 両陛下、東北オンライン訪問へ 日テレ、02/10(水) 08:46
https://www.news24.jp/articles/2021/02/10/07819718.html
◎天皇皇后両陛下 東日本大震災10年で東北3県をオンラインでお見舞い TBS、2/10(水) 13:15
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4195302.html
◎両陛下 オンラインでお見舞いへ 東日本大震災から10年 FNN、2/10(水) 12:33
https://www.fnn.jp/articles/-/142240

■天皇誕生日の祝宴もコロナ禍で中止に(2/01)
 天皇陛下の誕生日(2月23日)を祝う一般参賀は、昨年と同じく新型コロナウイルス感染の拡大防止のため行われないことが決まっていましたが、宮内庁は2月1日、一般参賀だけでなく、「宴会の儀」や「茶会の儀」も実施しないことを発表しました。
「宴会の儀」は三権の長や国会議員らが集う祝宴、「茶会の儀」は駐日外国大使らを招く茶会で、昨年は規模を縮小しつつ実施されました。陛下が三権の長からあいさつを受けられる「祝賀の儀」は実施が予定されています。

◎天皇誕生日の祝宴、茶会実施せず コロナ禍受け、皇居の例年行事 共同通信、2021/02/01 16:17 
https://this.kiji.is/728872061691936768?c=39546741839462401

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令和3年の天皇誕生日の祝宴の一部(宴会・茶会の儀)もコロナ禍に鑑み中止の運びとなりました。 (anima mea)
2021-02-23 03:58:12
初回投稿日時>2021-02-01 21:40:53

◎天皇誕生日の祝宴、茶会実施せず コロナ禍受け、皇居の例年行事
2021/2/1 16:17 共同通信
https://this.kiji.is/728872061691936768?c=39546741839462401

宮内庁は1日、新型コロナウイルス禍を受け、23日の天皇誕生日に例年皇居で行われる行事のうち、三権の長や国会議員らが集う祝宴「宴会の儀」や、駐日外国大使らを招く「茶会の儀」を実施しないことを発表した。同庁は既に、昨年に続いて当日の一般参賀を行わないことも決めている。
宮内庁によると、昨年は二つの行事に天皇、皇后両陛下や皇族、同庁関係者を除いて計約600人が出席。池田憲治次長は記者会見で「多くの人が困難に直面する中、祝賀行事は最小限にすることにした」と説明した。
陛下が三権の長からあいさつを受けられる「祝賀の儀」は実施予定。
返信する
両陛下がオンラインで東日本大震災被災地慰問を行われることになりました。 (anima mea)
2021-02-23 04:01:54
初回投稿日時>2021-02-10 22:52:05

◎天皇皇后両陛下 東日本大震災10年 東北3県オンラインで訪問へ
2021年2月10日 6時58分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210210/k10012858691000.html

東日本大震災から10年となるのにあたって、天皇皇后両陛下が、岩手、宮城、福島の東北3県の被災地をオンラインを活用して訪問される方向で調整が進められていることが分かりました。
両陛下は、新型コロナウイルスの影響が続く中、先月、去年7月の豪雨で大きな被害を受けた熊本県をオンラインで見舞われました。
関係者によりますと、これに続いて今月から来月にかけ、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の東北3県をオンラインを活用して訪問される方向で調整が進められているということです。
一連の訪問は、震災から10年の節目に、両陛下の強い希望で計画されているもので、両陛下はまず、来週、福島県をオンラインで訪問し、内堀知事から被災地の状況などについて説明を受けたり、大熊町や双葉町で被災した人たちとことばを交わされたりする予定だということです。
両陛下は、皇太子夫妻の時から、東日本大震災の被災者に心を寄せ続け、これまで3回ずつ東北3県それぞれの被災地を訪ねられてきましたが、天皇陛下の即位後初めてとなる東日本大震災の被災地への訪問は、オンラインの形で実現する見通しとなりました。
両陛下は、震災から10年となる来月11日に行うことが検討されている政府主催の追悼式にも初めて臨まれ、天皇陛下がおことばを述べられる方向で調整が進められています。

◎震災10年 両陛下、東北オンライン訪問へ
2/10(水) 8:46配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2021/02/10/07819718.html

東日本大震災から10年となるのにあたり天皇皇后両陛下が、岩手、宮城、福島の東北3県を、オンラインで訪問される方向で調整が進められていることが分かりました。
関係者によりますと、天皇皇后両陛下は、今月から来月にかけて東日本大震災で被災した東北3県をオンラインで訪問される方向で調整が進められているということです。
両陛下の強い希望によるもので、まずは16日、福島県訪問が計画されていて、被災状況などの説明を聞いたあと、大熊町や双葉町の被災した人たちと会話される調整が進められているということです。
また両陛下は、来月11日の政府の追悼式にも初めて出席し、天皇陛下がお言葉を述べられる方向で調整されているということです。
両陛下は、先月は豪雨被害の熊本県をオンラインで見舞われました。

◎天皇皇后両陛下 東日本大震災10年で東北3県をオンラインでお見舞い
2/10(水) 13:15配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4195302.html

天皇皇后両陛下が、東日本大震災から10年を迎えるにあたり、来週16日にも、岩手、宮城、福島の東北3県の被災地をオンラインで結び、被災者を見舞われる方向で調整が進められていることがわかりました。
新型コロナウイルスの影響で現地への訪問が難しいことから、両陛下はビデオなどで被災地の復興状況を視察し、被災者と懇談される見通しです。
両陛下は先月、去年7月の豪雨で大きな被害を受けた熊本県をオンラインで見舞われています。

◎両陛下 オンラインでお見舞いへ 東日本大震災から10年
2/10(水) 12:33配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/142240

天皇皇后両陛下は、発生から10年を迎える東日本大震災の被災地を、オンラインを活用して訪問される方向で調整が進められていることがわかった。
関係者によると、新型コロナウイルスの影響で、現地への訪問が難しい中、両陛下は来週以降、福島県・岩手県・宮城県と、それぞれオンラインで、被災者と懇談される方向で調整が進められているという。
震災から10年の節目にあたる訪問は、被災地に心を寄せ続ける両陛下の希望によるもので、3月11日に東京都内で政府主催の追悼式が開催される場合、両陛下は出席される見通し。
返信する
両陛下がオンラインで水問題に関する国際会合にご臨席されました。 (anima mea))
2021-02-23 04:03:27
初回投稿日時>2021-02-12 23:38:50

◎両陛下、「水」問題の国際会合にご臨席
2/12(金) 21:47配信 産経
https://www.sankei.com/life/news/210212/lif2102120058-n1.html

天皇、皇后両陛下は12日、赤坂御所で、国連「水と衛生に関する諮問委員会」が活動を終えて5年が経過したことを記念して開催された、元委員らによるオンラインの国際会合に臨席された。
「水」の研究をライフワークとする天皇陛下は、平成19年から諮問委の名誉総裁を務められた。
会合に同席した政策研究大学院大の広木謙三教授によると、陛下は「私たちは水問題の解決に向け、連携し、結束していく必要があります」と英語であいさつされたという。

◎両陛下、オンライン会合出席 ライフワークの水問題で
2/12(金) 21:13配信 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021201209&g=ryl

天皇、皇后両陛下は12日午後、お住まいの赤坂御所で、国連「水と衛生に関する諮問委員会」の終了5周年を記念したオンライン会合に出席された。
天皇陛下は水問題をライフワークとしており、皇太子時代の2007~15年に同委員会の名誉総裁を務めた。会合は非公開で行われ、陛下と同時期に議長を務めたオランダのウィレム・アレクサンダー国王や元委員らが出席。同席した広木謙三・政策研究大学院大教授によると、陛下は特別来賓として「私たちは水問題の解決に向け、連携し結束していく必要があります」などと英語であいさつしたという。 


国連「水と衛生に関する諮問委員会」元メンバーらによる国際会合にオンラインで参加される天皇、皇后両陛下=12日午後、赤坂御所(宮内庁提供)
返信する
令和の天皇ご一家がいよいよ4月以降に皇居にお引越しされることが決まりました! (anima mea)
2021-02-23 04:04:36
初回投稿日時>2021-02-13 20:13:25

◎天皇ご一家 引っ越し準備の荷物の移送始まる
2/13(土) 10:31配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4198056.html

赤坂御所にお住まいの天皇ご一家が来年度、皇居へ転居されますが、引っ越しの準備作業として倉庫に保管中の荷物の移送が始まっていることが分かりました。
おととしの代替わりに伴い上皇ご夫妻がお住まいだった皇居の御所は改修され、年度内に工事が終了し、4月以降に天皇ご一家は赤坂御所から皇居に移られます。
関係者によりますと、その引っ越しの準備作業として赤坂御所の倉庫に保管されている地方訪問などに関する資料や、愛子さまの幼少期の装束、即位にあたって外国元首から贈られた品などを12日から皇居内の倉庫へ移送しているということです。4月以降に天皇ご一家が転居する際には御用邸などに一時滞在され、その間にすべての荷物が皇居に運びこまれるということです。
天皇ご一家が皇居へ引っ越された後、赤坂御所はバリアフリーなどの改修が行われ、高輪に移られている上皇ご夫妻が転居されることになります。
返信する
「愛子天皇」や「女性・女系天皇」について興味深い記事が2本ありましたのでご紹介させていただきます (anima mea)
2021-02-23 04:06:11
初回投稿日時>2021-02-14 20:57:42

◎森喜朗会長辞任、「昭和の保守派」の勘違いで日本は衰退まっしぐら
上久保誠人:立命館大学政策科学部教授
2021.2.13 4:42 ダイヤモンドオンライン
https://diamond.jp/articles/-/262716?page=3

(前略・全文はURLからご覧ください)

◆皇位の継承問題も根幹は同じ問題にたどり着くのではないか

さらにいえば、「昭和の保守派」たちは、皇室の存亡にかかわる深刻な問題をどうお考えだろうか。皇位の継承は「万世一系の男系の男子」が継承することになっているが、秋篠宮殿下、そのご長男の悠仁さましか事実上の継承者がいない。
この問題への対応策は、「女性天皇」「女系天皇」を認めることである。これは、小泉純一郎政権時代に私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が設立され、議論された。「だって、このままじゃ皇室が滅びるでしょ」的な、シンプルでリアリスティックな小泉首相(当時)の意向が反映され、2005年11月に「家族観や社会における男女の役割分担をめぐって、国民の意識や制度に様々な変化が生じてきていることも考慮する必要がある」として、「女系」容認の可能性を示唆する報告書が提出された。
しかし、その後、秋篠宮家に悠仁さまという皇位継承者が誕生したことで議論が停滞し始め、保守派が支持する第一次安倍政権が登場して議論がひっくり返されてしまった。
「昭和の保守派」たちが主張する、「天皇は『万世一系』であり、皇統連綿の一糸の『男系』によって125代の天皇が存在してきた。だから天皇は『万世一系』『男系』でなければならない」という日本の「文化」は理解できる。しかし、皇室は滅亡に向かうしかないという現実に対して、どういう考えをお持ちなのだろうか。
「旧宮家」を再興すべきだという主張がある。テレビで「応神天皇の5代目の子孫の継体天皇を福井で見つけ出して、男系の皇位継承を守った」という話まで持ち出した人がいたようだが、これを現代に当てはめれば、昨日まで民間人だった方を突然皇位継承者にするということだろうが、国民には非常に違和感があるのではないだろうか。
女性宮家と女性・女系天皇を認めるかどうかの議論をするほうが、はるかに現実的で、国民の理解を得やすいはずだ。(後略)

◎今年20歳になる愛子さまのご公務と女性天皇への可能性は?【皇室記者が解説】大久保 和夫
2021.2.10 ミモレ
https://mi-mollet.com/articles/-/27789

コロナ禍での天皇陛下と雅子さまのご公務、今年成人を迎える愛子さま、そして眞子さまのご結婚……。
令和3年を迎え、相変わらず皇室への関心、話題はつきません。
間近で皇室の方たちの素顔を見てきた、皇室担当歴27年のベテラン記者・大久保和夫さんに、コロナ禍での皇室の変化、そして今後の皇室のあり方について伺いました。今回は12月に20歳の誕生日を迎え、成年皇族になられる愛子さまの今後のご活動について解説していただきました。

◇ご公務で存在感がだんだん大きくなっていく

今年の12月1日に、20歳の誕生日をお迎えになる愛子さま。コロナ禍で愛子さまはどのように過ごされていたのでしょうか。

「2020年春に学習院大学日本語日本文学科に入学されました。しかし、コロナ禍のためにリモートで授業を受けられていて、10月になってようやく、ガイダンスを受けられるために1日だけ大学に行かれました。お友だちにお会いする機会もほとんどなくて、ほんとうにお気の毒です」

未成年皇族ということもあり、これまではメディアが愛子さま自身について発信する機会はあまりありませんでした。素顔の愛子さまは、どのような方なのでしょうか。

「お誕生からずっと拝見していますから、愛子さまのご成長については非常に感慨深いものがあります。学習院女子高等科の卒業や大学入学の時など折に触れて取材してきましたが、質問にも臨機応変に答えられて『ご立派に成長されているなぁ』と思いましたね」

もうじき、成年皇族としてご公務にたずさわるお姿も拝見できそうです。

「20歳になると、皇族の方はご公務や宮中祭祀などにお出ましになります。まだ学生ですから学業が第一とはいえ、愛子さまもこれからはご公務の機会が増えてくるでしょう。
そうすると皇室のなかでも、愛子さまの存在が次第に注目されていくような気がしますね」

◇愛子さまが天皇を受け継ぐ日は来るのか?

皇室典範では、父方が天皇の血を引く男系の男子が皇位を継承する、と定められています。とはいえ、愛子さまを天皇に、という国民の声も聞こえてきます。

「そうですね、そういう声も起きるかもしれません。小泉純一郎内閣の時に有識者会議を発足させて、安定的な皇位継承のためにどうしたらいいかと議論し、その結果、女性・女系天皇容認の答申が出たこともありました」

その後皇室制度改定への動きもありましたが、実現には至っていません。

「これからの時代、皇室はどうあるべきか、ということを考えなければならないでしょう。これは最終的には、国民が決めること。
各種世論調査では皇室の支持率は9割近くあって、多くの国民に受け入れられている存在であることに変わりはありません。
それだけに今後の皇室を安定的に存続する方策を考える必要があるでしょう」

では、これから皇室はどのように歩まれていくのでしょうか。

「それは国民一人一人がどうしたいか、どう考えるかが問われているのであって、けっして皇室任せ、政治家任せにしていい話ではないだろうと思います。
成人になった愛子さまはもちろん、やがて悠仁さまも成人になってご公務を担われるでしょう。そういった活動を拝見しながら、最終的に『国のかたち』の基本である皇室のあり方を国民一人一人が考える、そういう時期に来ているんだろうと思います」

もう一つ注目されるのは、愛子さまのファッションです。これまでの公式の場でのご服装は、学校の制服姿がほとんどでしたが、これからは様々な装いをされると思います。どんなロイヤルファッションを見せてくれるのか楽しみです。
ちなみに、成年皇族になるにあたって、愛子さまは何かご準備をされているのでしょうか。

「愛子さまは英会話も含めて英語がかなり得意でいらっしゃるんです。スペイン語も勉強されています。
でも、大学に進むときに選んだのは日本文学科で、私には意外でした。
愛子さまはご自身が皇室の人間であるということを非常に自覚されていて、皇室の歴史・文化などをかなり深く学んでいらっしゃるといいます。
だからこそ日本文学科を選ばれたのかな、と思うし、ご自身のアイデンティティーをきちんと確認したい、知りたいという思いがあるのではないでしょうか」

英語に限らず、表現力が豊かといわれています。

「学習院中等科の時、広島平和記念資料館などに行った際の感想文は、『これが中学生が書いた文章なのか』と思うほど完成度の高いものでした。
そういった表現力もさることながら、ご両親のご活動を身近にご覧になっており、社会的な問題にもグローバルな視点を持っている、という点でも今後のご活動が注目されます。20歳になって、成人として本格的にご公務をされることを、大変楽しみにしています」
返信する
13日夜の地震を受けて、両陛下のオンライン慰問は見送りとなりました。 (anima mea)
2021-02-23 04:07:17
初回投稿日時>2021-02-15 20:26:00

◎両陛下 福島へオンライン訪問“見合わせ”
2/15(月) 11:07配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2021/02/15/07823190.html

16日予定されていた天皇皇后両陛下の福島県へのオンライン訪問について、宮内庁は、13日の地震を受けて当面、見合わせると発表しました。
宮内庁は、天皇皇后両陛下が13日に発生した地震の被害や、今後の余震の可能性を心配し、知事や関係機関が対策に専念できるようにと、福島へのオンライン訪問を当面、見合わせることにされたと発表しました。
両陛下は、東日本大震災から10年の節目に復興状況を視察するため、16日、福島県をオンラインで訪問し、被災者を見舞われる予定でした。
今後は、近いうちの実現を希望しつつ、合わせて検討されていた宮城県や岩手県へのオンラインでの訪問とともに、引き続き調整していくということです。

◎天皇皇后両陛下の福島オンライン視察を見合わせ
2/15(月) 11:42配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000207166.html

宮内庁は、16日に予定していた天皇皇后両陛下の福島県へのオンラインでの視察について、当面見合わせると発表しました。
訪問は東日本大震災からもうすぐ10年になることに合わせ計画されていましたが、13日に発生した地震の被害や余震が心配されることから、関係機関が地震への対策に専念できるようにするためだということです。
関係者によりますと、両陛下は今月から来月にかけて、福島、宮城、岩手の3県をオンラインを結ぶ方向で調整が進められ、東日本大震災の被災地の状況の説明を受けたり、被災者を見舞われたりする予定でした。

◎両陛下 オンライン訪問見送りへ 13日の地震受け
2/15(月) 11:54配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/144136

今回の地震を受け、天皇皇后両陛下は、16日に予定していた福島県の被災地へのオンラインによる訪問を、当面見送られることになった。
宮内庁によると、両陛下は、今回の地震の被害や今後の余震などの可能性を案じ、知事や関係者が対応に専念できるよう、16日に予定されていた福島県の被災地へのオンライン訪問を当面延期されるという。
両陛下は、発生から10年となる東日本大震災からの復興状況を視察するため、福島、岩手、宮城への訪問を強く希望されていたが、新型コロナウイルスの影響でかなわず、オンラインによる被災者との交流が調整されていた。
返信する
“出来ることから…” 両陛下 オンラインで被災地お見舞い(日テレ) (anima mea)
2021-02-23 04:08:19
初回投稿日時>2021-02-21 13:06:10

◎“出来ることから…” 両陛下 オンラインで被災地お見舞い
2/21(日) 9:00配信 日テレ
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1ff18ee917eb9a31edd0007e13da44558faade2?page=2

1月、天皇皇后両陛下は去年7月に発生した熊本県の豪雨災害の被災地をオンラインで見舞われました。今後、東日本大震災の被災地訪問もオンラインで行われることになっています。両陛下の思いについて、長年皇室取材に携わってきた日本テレビ客員解説委員の井上茂男さんに聞きました。

◆新型コロナで初めて被災地をオンラインでお見舞い
天皇皇后両陛下は1月27日、熊本県や4つの市町村とお住まいをインターネットでつなぎ、被災地を見舞われました。2020年の7月豪雨により、熊本県では、死者行方不明者67人という甚大な被害が出ました。両陛下は、被災状況をビデオで見たあと、被災した人や災害対応に尽力した人たちの話に耳を傾けられました。天皇陛下は、新型コロナウイルスもあり、子供たちに元気が無くなってきていると聞いて、「ご心配ですね」と子供たちの心のケアを気にかけ、皇后さまは、「大勢の方の救助に尽力されて、ありがたく感じております」と災害対応をねぎらわれていました。

ーーコロナ禍の中で初めてオンラインでの被災地お見舞いとなりましたが、どのようにご覧になりましたか?

オンラインによる交流は、2020年11月、新型コロナウイルス感染症の対応状況を視察するための、日本赤十字の4病院訪問から始まりました。その後、高齢者施設なども視察されるなどスピード感を持って進められています。ご訪問の狙いは「人々の中に入っていき、ねぎらい、話を聞き、励ます」にあります。直接の会話と、画面越しの会話では違うでしょうが、目を合せ、話に耳を傾け、心を寄せることはオンラインでも可能です。それがわかって、これから広がるだろうと思っていました。

ーーそして、この形が東日本大震災の被災地訪問にも生かされることになったんですね

はい。オンラインでの被災3県訪問が、両陛下の強いお気持ちで行われることになっています。今年は東日本大震災から10年の節目の年です。被災地に長く心を寄せたいという意向を示されてきた両陛下ですので、もちろん直接訪問したいという気持ちをお持ちでしょうが、出来ることからということなのだと思います。2月16日に予定されていた福島お見舞いは、13日に発生した地震のため当面見合わせることになりましたが、順次行われる予定です。両陛下と接した熊本の人たちも、喜び、元気づけられていましたから、積極的に進めてほしいです。

ーー今後の皇室の日程で注目はどういったことでしょうか?

2月23日、陛下は61歳の誕生日をむかえられます。例年、誕生日の前に行われる天皇陛下の記者会見が、注目です。今年は新年のビデオメッセージもありましたが、コロナ禍の中、改めてどんな思いを伝えられるのか。また、眞子さまの結婚問題についてお考えを示されるようなことがあるかも知れませんので、その内容も気になります。
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女性自身に愛子様の卒業アルバム写真が豊富に掲載されています!! (anima mea)
2021-02-23 04:23:02
初回投稿日時>2021-02-21 19:39:22

◎「周囲の意見も尊重を」天皇陛下の“結婚についての考え”より
2021/02/18 15:50 女性自身2021年3月2日号
https://jisin.jp/kasou/1952230/image/0/
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天皇陛下、61歳のお誕生日誠におめでとうございます! ( anima mea)
2021-02-23 04:24:07
初回投稿日時>2021-02-23 00:29:39

◎令和3年天皇陛下お誕生日に際してのご近影(お写真)宮内庁HP
https://www.kunaicho.go.jp/activity/gokinkyo/02/r03-0223-ph.html

◎令和3年天皇陛下のお誕生日に際してのご近影(ビデオ)宮内用HP
https://www.kunaicho.go.jp/activity/gokinkyo/02/r03-0223-mov.html

◎天皇陛下お誕生日に際し(令和3年)
会見年月日:令和3年2月19日
会見場所:赤坂御所
https://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/43

問1 新型コロナウイルスの感染拡大により,皇室の活動も制限され,天皇陛下が多くの国民と交流される機会が減りました。国民との直接のふれあいが難しい中,陛下は皇后さまとご進講を重ね,オンライン行幸啓を始めたほか,元日には国民に向けたビデオメッセージも公表されました。感染症の影響が長期化する中で,コロナ禍の天皇や皇室の在り方,今後のご活動の方針について,どのようにお考えでしょうか。新しい取り組みについてのご感想とともにお聞かせください。

天皇陛下
日本の歴史の中では,天変地異や疫病の蔓まん延など困難な時期が幾度もありました。これまでの歴代天皇のご事蹟せきをたどれば,天変地異等が続く不安定な世を鎮めたいとの思いを込めて奈良の大仏を作られた聖武天皇,疫病の収束を願って般若心経はんにやしんぎようを書写された平安時代の嵯峨天皇に始まり,戦国時代の後奈良天皇,正親町天皇など歴代の天皇はその時代時代にあって,国民に寄り添うべく,思いを受け継ぎ,自らができることを成すよう努めてこられました。

その精神は現代にも通じるものがあると思います。皇室の在り方や活動の基本は,国民の幸せを常に願って,国民と苦楽を共にすることだと思います。そして,時代の移り変わりや社会の変化に応じて,状況に対応した務めを考え,行動していくことが大切であり,その時代の皇室の役割であると考えております。

国民を思い,国民に寄り添う点で,災害で被災された方々,障害者や高齢者,あるいは社会や人々のために尽くしてこられている方々にも心を寄せ,ねぎらい,励ましていくことはとても大切なことです。それは,私と雅子二人の自然な気持ちであるとともに,皇室としての大事な務めであるとも思います。この1年は,コロナ禍かに翻弄されてきました。愛する方を失ったご家族やご友人のお悲しみはいかばかりであったことでしょう。心から哀悼の意を表します。また,コロナ禍かの閉塞感からでしょうか,自ら命を絶つ人が増えていることも極めて痛ましいことで,皆で何とか防がなくてはなりません。その一方で,強い使命感を持って医療に取り組んできた方々や保健所などで現場の対応に当たってきた関係者を始め,高齢者や障害者など,社会的に弱い立場にある人々を支えてきた関係者や,子供食堂のような,困難な状況に置かれた子供たちを支援してきた関係者など,多くの方々からお話を伺う機会を得,皆さんの有り難い尽力に思いをより深く致しました。このような方々に対し,国民の間で感謝の念を広く共有することができた1年となりました。

このところ,新規感染者の数は,幸いにして全国的に減少傾向に転じているようです。また,新型コロナウイルスワクチンの接種も始まりました。今しばらく,国民の皆さんが痛みを分かち合い,協力し合いながら,コロナ禍かを忍耐強く乗り越える先に,明るい将来が開けることを心待ちにしております。

同時に,現在の状況を見ると,新型コロナウイルス感染症の影響により,多くの国民の皆さんと直接触れ合うことが極めて難しくなっていることを,私たち二人も残念に思っております。

このような状況の中で,人々とのつながりを築き,国民の皆さんの力になるために,私たちに何ができるかを考え,宮内庁とも相談して,オンラインでの交流の可能性が検討されました。昨年8月には「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」にお誘いを頂いて,オンラインで聴講し,会議後に,参加者の方々ともオンラインでお話ししてみたところ,臨場感があり,人と人とのつながりを肌で感じることができました。そこで,その後,更に検討を重ね,昨年秋以降,オンラインで日本赤十字社の医療現場,高齢者や障害者の仕事や活動の場,そして,今年に入ってからは,昨年7月の豪雨災害の被災市町村を訪問し,それぞれ,関係者の皆さんとお話をすることができました。

このオンライン訪問には,感染症対策としての利点以外にも,同時に複数の場所にいる人々に会うことや,中山間地域など通常では訪問が難しい場所でも訪問できるという利点があることを実感いたしました。

この1年は公務に様々な制約が生じ,例えば,新年の一般参賀を行うことも難しい状態でしたが,代わりに,ビデオメッセージで国民の皆さんに私たちの気持ちをお話しすることができたことも含め,オンラインによる活動に新たな可能性を見いだせたことは,大きな発見と言えます。    

地方を訪問する際の駅頭や沿道も含めて,現地で多くの方々と同じ体験を共有し,その土地,その土地の雰囲気を肌で感じるなど,実際の訪問でなければ成し得ない部分はあるものの,感染が収束しない現状では,オンラインは有効な手段と考えられます。オンラインには,オンラインなりの課題もあるでしょうが,引き続き,状況に応じた形で活用していきたいと思います。
(問2以降は改めて投稿いたします)
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陛下の61歳お誕生日会見の続きです。1 ( anima mea)
2021-02-23 04:25:02
初回投稿日時>2021-02-23 00:31:43

◎天皇陛下お誕生日に際し(令和3年)
https://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/43

問2 ご家族についてお尋ねします。皇后さまは療養が続く中でも,この1年多くの活動をされましたが,体調や様子について陛下はどのようにご覧になっていますか。愛子さまは今年で20歳になり,成年皇族の一員となられます。入学した学習院大学に通学できない中でのお過ごしようや父親としての向き合い方,将来の活動や結婚についてのお考えをお聞かせください。陛下は平成期,上皇さまと秋篠宮さまと定期的にお話する機会がありましたが,直接顔を合わせられない中でどのようにコミュニケーションをとられていますか。

天皇陛下
雅子は,新型コロナウイルス感染症の感染拡大による活動への制約などから,体調を整えにくくなっている面はありますが,種々の工夫や努力を重ねながら,幸いにして,昨年も諸行事や諸儀式を滞りなく務めることができました。特に,昨年の5月から6月にかけては初めての養蚕に取り組んだほか,11月には立皇嗣宣明の儀・朝見の儀を無事に終え,また,新年のビデオメッセージでは,一緒に国民の皆さんにご挨拶ができたことを良かったと思っております。

ただ,雅子はいまだ快復の途上にあり,体調には波があり,大きな行事の後には,疲れがしばらく残る傾向があります。これからも,無理をせずにできることを一つ一つ着実に積み重ねていってほしいと思います。また,雅子は私の日々の活動を支えてくれる大切な存在であるとともに,公私にわたり良き相談相手となってくれております。私も,今後ともできる限り雅子の力になり,支えていきたいと思っています。

国民の皆さんには,これまで雅子に温かく心を寄せていただいていることに,改めて感謝の気持ちをお伝えするとともに,引き続き雅子の快復を温かく見守っていただければ有り難く思います。 

昨年の4月から大学生になった愛子は,新型コロナウイルス感染症の影響により,オンラインでの授業が続いておりますが,昨年秋に初めて大学に登校した際に「大学では新しい知識を得たときに感じられる喜びを大切にしながら,様々なことに取り組んでいければと思っています」と語っていたように,大学での勉強に意欲的に取り組んでいることを私と雅子もうれしく思い,また,少し頼もしくなったように感じております。オンラインでの授業では,課題もかなり多く,愛子もその一つ一つに一生懸命に取り組んでおり,大変そうですが,授業を準備される先生方のご苦労も大きいものと思いました。私たちも,愛子がオンラインで授業を受けているのをそばで見る機会もありましたが,私たち自身も,新たな知見を得ることができたり,何か学生時代に戻ったような気持ちになりました。今後,どのような状況の大学生活になるかは分かりませんが,愛子には,有意義な学生生活を送ってもらいたいと願っております。

愛子は,普段時間のあるときには,屋外で運動も少ししたりしていますが,家の中で過ごす時間も長いので,私たち家族3人で楽しく団欒らんする時間を大切にしてくれています。また,早いもので今年の12月で成人を迎えます。愛子が誕生した時の会見でも申しましたが,孟子の言葉を参考にした「敬宮」「愛子」という名前には,人を敬い,人を愛してほしいという,私たちの願いが込められています。それは20年経たつ今でも変わっておりません。今後,成年皇族として公務に当たっていくことになりますが,感謝と思いやりの気持ちを持って,一つ一つの務めを大切に果たしていってもらいたいと思います。

そして,いろいろな方からたくさんのことを学び,自らの考えを深めていき,また,今まで以上に,様々な経験を積み重ねながら視野を広げていってほしいと願っています。その過程で,将来のことも含め,私たちで相談に乗れることは,できる限りしてあげたいと思います。

上皇陛下や秋篠宮と直接会う機会が減っていることは残念ですが,上皇陛下や秋篠宮とは適宜連絡を取るようにしております。ただし,詳細については,回答を控えたいと思います。

上皇陛下,上皇后陛下には,新型コロナウイルス感染症の感染拡大にお心を痛められつつ,日々を送っておられることと拝察いたします。どうかご無理をなさらず,お身体を大切に,末永くお健やかにお過ごしいただきますよう心よりお祈り申し上げます。

問3 秋篠宮さまの立皇嗣の礼が終わりました。陛下のご感想をお教えください。長女眞子さまは,小室圭さんとの結婚についてのお気持ちを公表した文書で「天皇皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに,深く感謝申し上げております」と記されました。秋篠宮さまは結婚を認める考えを示されましたが,陛下はどのようにお考えですか。お二人の結婚に関して国民の間で様々な意見があることについて,どのように捉えていらっしゃいますか。

天皇陛下
延期されていた立皇嗣の礼関連の主要な諸行事が滞りなく終了したことに安堵どしています。その立皇嗣宣明の儀において,秋篠宮は,「皇嗣としての責務に深く思いを致し,務めを果たしてまいりたく存じます」と述べたことを心強く聞きました。

秋篠宮には,皇嗣として,その職務もますます重いものとなっていきますが,秋篠宮妃共々,身体に気を付けながら,務めを果たしていってもらいたいと思います。 

眞子内親王の結婚については,国民の間で様々な意見があることは私も承知しております。このことについては,眞子内親王が,ご両親とよく話し合い,秋篠宮が言ったように,多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております。

問4 現在,皇位継承は男性に限られていますが,長い歴史の中では女性が天皇になった事例もありました。一方,ヨーロッパの王室では近年,性別に関係なく長子を優先して継承する動きが広がっています。皇室の歴史や伝統と,世界的に進むジェンダー平等や女性の活躍推進の動きについて,陛下はどのようにお考えでしょうか。

天皇陛下
ご質問において言及されたようなヨーロッパの王室などにおける状況はよく承知しています。しかし,昨年も申し上げたとおり,制度に関わる事項について,私から言及することは控えたいと思います。
(問5へ続く)
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