つくづく思う、母方の家系は血栓により命を落としたり、後遺症が残ったりと血栓に泣いてきたと。
・祖父は70代前半で2度、脳梗塞で倒れる。この辺りの年齢のとき、大腸がんや頸椎症で手術を立てつづけに受けている。そして、88歳で3度目の脳梗塞。約40日間の闘病の末、他界。
・叔父は50代で脳梗塞で倒れる。脚や言語に障害が残って生活している。
・祖母は89歳で大腿部に血栓が飛び、右急性下肢動脈閉塞症により下肢切断。現在、入院中。
3人に共通しているは高血圧症ということ。そして、母も高血圧のため降圧剤を服用している。幸い、今のところ薬が合うのか肥満以外は概ね大丈夫のようだ。
しかし、祖父の最期や祖母の現在を見ながら「母も同じ道をたどるのではないか」と脳裏に浮かんでしまう。つまり、投影。 上記のように4人中3人が血栓に泣いたから。それがまた私を辛くさせていた。しかし、心配は尽きないけれど、少し頭から離そうと思う。そもそも同じ基礎疾患があっても、人それぞれだから、と。
さらに、母に率直に言ったら「一緒にしないでくれ。飛ばないな。」と言っていた。その雑な言い方が母らしくて、病院の帰りに緊張が和らいだのだった。