台湾製作映画の歴代興行収入第1位。
ということだったが、
割と地味な a boy meets a girl もの。
途中までは話が発散気味で、
どこに連れて行かれるのか
よくわからなかったが、
最後にはきっちりまとまって、
なかなか味わい深い佳作だと思う。
ナイーブでピュアな恋愛ものということで、
アイドルが出ているという意味も含めて、
大林監督の作品にちょっと似た雰囲気を感じた。
60年前?の実らなかった恋が、
現在の恋を導き、実らせる、
というアイデアはなかなか素晴らしい。
何かに恋することから、
すべてが始まる。
恋して、もしかしたら愛になり、
もしかしたら子供を作って、育てて、
そして死ぬ。
人間なんて、そんなに高尚な
生き物じゃないんだから、
それだけで十分じゃないか?
という気持ちになって、
帰り道、すれ違うカップルが
まぶしかった・・・
久しぶりに、
素朴な人間の温もりが
感じられた作品。
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