将棋連盟が大きな判断ミスを犯した。
将棋指しというのは、先を読む能力に
長けているという印象があったが、
現実の世界はまた別ということだ。
そもそも、現実の判断では、
時間の余裕が無いことが多い。
今回のスマホ疑惑も、短い時間での
瞬間的な判断が求められた。
将棋も早指しはあるものの、
じっくりと考えて、状況を認識してから
最善と思う手を指すのが基本だ。
しかし、現実の意思決定では、
「状況を見極めてから動く」
のでは遅すぎることが多い。
そもそも、見極める前に
状況が変化してしまう。
そこで求められるのは、
サッカー的な知性なのだと思う。
これは、人工知能の世界では古い話で、
IBM がチェスで人間に勝った後、
人工知能のグランドチャレンジとして
選ばれたのがサッカー(RoboCup)だった。
しかし、このサッカー的知性の
正体は未だに良くわからない。
ある種の「勘」なのだが、
どういう理屈で差が出るのか?
どうやれば鍛えられるのか?
常に先を読み、動く?
集団スポーツの中で鍛える?
いずれにせよ、苦手分野だ。
どうしても、じっと見極めようと
してしまって動けない。
動き出すのが遅れる。
これはもう、性格だよなぁ・・・
それとも発達障害?
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