新型コロナワクチン接種の予約をした。
受付開始前からスタンバイして、
特に、接続できないなどの問題もなく無事に予約できた。
この日のネット予約分は、10分くらいで完了したようだ。
ついでに、少し興味が出たので、
ワクチン予約システムについて調べてみた。
親の住んでいる自治体では、
Liny というサービス
をベースとしたシステムが使われていた。
LINE をビジネス利用するためのサービスらしい。
そのためか、予約システムも LINE 連携できるようになっていた。
URL を見ると、大阪の大規模接種予約も同じもののようだ。
これを運用している会社は、ソーシャルデータバンク株式会社
という 2017年設立のスタートアップ。
代表取締役の伊藤俊輝さんは、慶応大学の河野研出身で、
天才プログラマーと言われるようならしい。
このシステムでは、最初に、接種券番号と生年月日で
認証をするようになっていたので、でたらめの番号では
予約はできないと思う。
使わなかったけれど、
チャットベースの問い合わせ機能もついていて、
割とよくできているという印象だった。
近隣の自治体も調べてみると、
どうやら、自治体単位で、
それぞれ予約システムを構築しているようだ。
もちろん、構築しているといっても、
ゼロから作るわけではなくて、
何種類かのシステムのうち1つを選んでいるという感じ。
たとえば、今回、メディアで話題になっている、
東京の大規模接種予約と同じ mrso.jp というドメインを持つ、
MRSO 社の
サービスを使っているところもあった。
この会社は、検診予約サービスを提供しているところで、
代表取締役は 西野 恒五郎さんという方。
三和システムという、ゴルフ場向けのシステム会社から分社したらしい。
そして、ネットで話題になっているとおり、竹中平蔵氏が顧問をしていて、
ホームページにも掲載されている。
他には、Sciseed という会社のシステムもあった。
Liny と同様、スタートアップで、代表取締役は、中村 陽二さん。
こちらは、東大の電子情報工学科の池田・飯塚研究室出身の方だ。
この記事によると、ここのシステムは
100を超える自治体で使われているらしい。
smp.ne.jp というドメインを使っているシステムもあったが
これは開発している会社がよくわからなかった。
SPIRAL という Web アプリ開発システムを使っているのだろうか?
岡山県などは、県が作ったシステムを
すべての市町村が使っているらしい。
ドメインは v-yoyaku.jp で、ドメイン名登録情報検索すると、
岡山にある両備システムズが所有しているようだが、
岡山に限らず、多くの自治体で使われている。
他にも、「自治体、ワクチン予約」とかで検索すると、
いろいろな企業がサービス提供していることがわかる。
チケット予約の「ぴあ」まで参入しているらしい。
ネット以外の予約方法も、自治体ごとに微妙に違っていて、
電話受付しているところも、していないところもある。
また、大き目の病院での接種と、個人クリニックでの接種を分けて、
前者だけを予約システムで予約して、後者は直接電話、
という方式もあった。
これは、受けるほうは結構大変だと思うが・・・
デジタル庁ができると、こういうケースにも
迅速に対応できるようになることが期待されるが、
今回間に合わなかったのは痛いなぁ・・・
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