「災厄の町」を読んだ。
「九尾の猫」を読みたかったのだが、
amazonで買うのに、1500円にしなくては
ならなかったので^^;
真犯人は途中でわかってしまったが、
それでも、なかなか面白かった。
物理的な犯行方法や
アリバイ崩しではなく、
動機の解明が中心。
天才犯罪者と天才探偵の対決ではなく、
普通の市民と少し普通ではない作家のお話。
サイコ・ディテクティブ
とでも言うのだろうか。
パトリシア・ハイスミスを
ちょっと思い出した。
人間の弱さやプライドを描いて、
なかなか味わい深い作品だと思う。
以下ネタばれ
京極夏彦さんの「絡新婦の理」
を連想した。
影響を受けているのではないかなぁ。
もちろん、京極さんが。
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