レスリー・キーという写真家がゲスト。
シンガポール生まれで、
日本で活躍しているという。
確かに、その写真は、なんというか、
幸せで自由なライブ感のようなものが漂っている。
インタビューを聞いていても、
なんと素直で、シンプルで、
ポジティブな人かと思う。
誰の弟子になるわけでもなく、
写真学校を出て、自分で勉強して
自分で売り込んで、チャンスを掴んだ。
自分の力で生きてきた自信と
それにまったく驕らない
素直な感謝の気持ちに溢れている。
20年、30年後の姿を質問されて、
たくさんの人から
幸せな気持ちをありがとう、
と言われるようになっていたい、
と真顔で言う。
たくさんの愛をもらったから、
たくさんの愛を返すことがしたい
と真顔で言う。
すごく久しぶりにまぶしいような人を見て、
シンプルで素直であることの良さ、
大切さを改めて感じた。
自分を省みて、なぜこういうふうに
生きられなかったかと考えれば、
もちろん才能(努力も含めて)があるから
できることなのだというのがわかる。
たとえば、アメリカに行ったときだって、
他のメンバーと自分を較べて、
なかなかうまくゆかなかったら、
どうしても屈折して、
こんなに素直にはなれないだろう。
較べなければ良いとは言っても、
現実には選別は行われるのだ。
しかしまあ、
そういうことはとりあえず忘れて、
暗いことの多い世の中で、
こういう幸せな人の存在を寿ぎたいと思う。
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