なぜ猫は「ニャー」と鳴くのか？

先週の「チコちゃん」は、
・なぜ猫は「ニャー」と鳴くのか？
・なぜ人は恐怖を感じると顔が青ざめるのか？
・なぜ磁石はくっつくのか？

どれも面白かった。

まず、猫の鳴き声については、
成長した猫は、人に対してしか「ニャー」とは鳴かない、
というのに驚いた。

「ニャー」は子猫が親に対して
鳴くときの声なのだという。

あれは、「何かちょうだい」的なおねだりなのか。

番組でも、ディレクターが「ごはんまだかニャー」
などと言う様子が暴露されていて大笑いしたが、
この話が、ネオテニーにまで至るというのは
ちょっと感動。

回答されていた上智大学の斎藤慈子先生は、
「もいもい」や「シナぷしゅ」の監修者でもある、
東京大学の開一夫先生のところの出身。

二つ目の「恐怖を感じると青ざめる」も、
出血が予想される状況で、血流を下げるように進化した、
という、なかなか深い答えだった。

さらに、しばらくの間は、血液が凝固しやすくなるという。
まさに、ストレスが体に悪いというのを見せつけられた感じで、
最近、ストレスがずっと高い身としては恐ろしかった。

早く、ストレスの少ない暮らしをしないと・・・
というか、もう手遅れかも。

三つ目は、物理の知識としては知っていたが、
説明がわかりやすかったと思う。

東北大の超電導磁石で
25T くらいの磁場をつくって
ちくわやかっぱ巻を浮かせる、という実験も
おもしろくてインパクトがあった。

磁力線で何で物が浮くのか？
はかなり不思議だと思うので、
この番組で物理に興味を持つ子供が
少し増えたのではないか？