龍馬伝（１０）引き裂かれた愛

「龍馬伝」はあいかわらず見ている。
個人的には加尾がひいきなので、
今回の「引き裂かれた愛」には泣かされた。

「龍馬さんは・・私がおらんでも生きてゆけます。
　私の代わりに生きてつかぁさい。
　私ができんかった生き方を

　おまんさんには私よりももっと大事なもんが
　途方ものうおっきなもんがあるがじゃ
　それを探してつかぁさい
　きっとみつかるき
　私は、私はそう信じちゅう

　さようなら、龍馬さん
　さようなら」

広末さんは、これまで
あんまり評価していなかったのだが、
今回はなかなか良いと思う。

とはいえ、演技というか、演出は全く今風で、
昔の女性らしさはほとんど感じられない。

これはまあ、他の人もみんなそうで、
狙いがそもそも時代劇風の現代劇なのだ。

エンタテインメントとしては
それでよいと思うのだが、
その一方で、本物？の時代劇も
どこかに残っていて欲しい、とも思う。