日々の寝言~Daily Nonsense~

ワクチン接種と死亡の因果関係は評価不能

厚生労働省の
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会
が今日 9/10 に開催されて、多くの議題の中で
使用見合わせになったモデルナワクチンの接種直後の死亡事例についても
調査結果の報告が行われていた。

報告書資料はこちら。

検討された3例のうち、1例については
解剖の結果も含めた詳しい報告が掲載されている。
残りの2例は、まだ調査中のようだ。

途中経過ではあるが、ワクチン接種との因果関係については、
いずれも「評価不能」(γ)という記載になっている。

例数も少ないし、仕方がないと思うが、
異物混入以外のロットとの比較においてどうか、というと、
モデルナ製ワクチン全体での死亡事例の報告は、同じ委員会の
別の資料で行われている。

それによると、
令和3年5月 22 日から令和3年8月 22 日までは 24件、
令和3年8月 23 日から令和3年9月3日までに 11 件
ということなので、9/3 までの総計は 39件ということらしい。

モデルナ製ワクチンの累計の接種回数は、
官邸のこの資料によると、約 2,500万回なので、
39 / 2,500万と較べると、
使用見合わせ 3ロット合わせてだいたい 100万回接種として、
3 / 100万だから、接種回数に対する比率を単純に比較すると、
約2倍程度ということになる。

ワクチンを打ったこととの関係という意味では、
日本全体での心臓疾患での死亡率などと較べる必要があるが、
どうなのだろう?
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「COVID-19」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事